オートフィルター機能を使って一行おきに空白行を挿入する
22-Jan-2021
エクセルで表などの作成を行う際、データの入力し忘れなどで、空白行を挿入したい場合があります。
1行、2行であれば、挿入したい行の行番号をクリックし、[Ctrl]キーを押しながら[+]キーを押すと新たに行が挿入されます。
下図の場合、青い線のところに行を挿入したい場合、行番号「9」をクリックして行を選択し、
[Ctrl]キーを押しながら[+]キーを押すと、空白行が挿入されます。
しかし、一行おきに空白行を挿入したい場合、上の方法では一行一行選択し、行の挿入を行わなければいけません。
全行まとめて選択して行の挿入を行っても、一行おきに空白行は挿入されません。
こんな場合にお試しいただきたいのが、「オートフィルター」機能です。
まず、表に隣接したセルに、オートフィルで通し番号を入力します。
(この表では、A列「No」に番号を割り振っています。そのような場合は番号をコピペしても構いません。)
下図の、赤囲い部分の■にマウスカーソルを近づけるとカーソル表示が「+」に変わります。「+」表示になりましたら、[Ctrl]キーを押しながら、下にドラッグしてください。
↓は、1~71までオートフィルで通し番号を入力し、オートフィルした範囲が選択されている状態で、下にコピペ([Ctrl]+[C] → [Ctrl]+[V])しました。
通し番号を入力し、入力した通し番号を下にコピペできましたら、表の見出し部分を選択します。
表の見出し部分を選択した状態で、ショートカットキー[Shift]+[Ctrl]+[L]、もしくは[データ]タブ → 「並べ替えとフィルター」グループの「フィルター」をクリックして、フィルターを適用させます。
フィルターが適用できましたら、通し番号の見出し部分「▼」(下図①)をクリックし、表示されるダイアログボックスの「↓昇順」(下図②)をクリックします。
一行おきに空白行が挿入されました。
通し番号は不要となりますので削除してください。
また、フィルター機能も不要でしたら、再度、見出し部分を選択した状態で、ショートカットキー[Shift]+[Ctrl]+[L]、もしくは[データ]タブ → 「並べ替えとフィルター」グループの「フィルター」をクリックしてください。
(ショートカットキー[Shift]+[Ctrl]+[L]と、[データ]タブ → 「並べ替えとフィルター」グループの「フィルター」で、フィルター機能のON・OFF切替ができます。)