本日、令和6年7月22日(月)は?
下駄の日
「伝統的な履きものである下駄の良さを見直してもらいたい」という思いから、全国木製はきもの業組合連合会によって制定されました。
下駄を作る際の寸法「七寸七分」の数字「七」から7月に、下駄で歩いた跡が漢字の「二」に見えることから22日になったとのことです。
円周率近似値の日
日本ではよく日付を「2024/07/22」と、年/月/日の順で記入しますが、欧州などでは、「22/07/2024」と日本とは逆の順で記入するのが一般的です。
7月22日を欧州的に記入した場合、「22/7」となり、これを分数として見立てて計算してみると、3.142857…となり、最も円周率に近い日付になることから円周率近似値の日になっています。
ONE PIECEの日
1997年(平成9年)年7月22日、『週刊少年ジャンプ』にて、尾田栄一郎先生の漫画「ONE PIECE」の連載が始まったことにちなんで、記念日に制定されています。毎年恒例の超大型イベント「ONE PIECE DAY」も夏に開催されており、今年の「ONE PIECE DAY ’24」は、8月10日・11日に開催される予定です。
旧暦:06/17
六曜:仏滅(ぶつめつ)
万事凶。葬式や法事は構わない。
「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日とされています。具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。
ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁亥(ひのとい)
日家九星:四緑木星(しろくもくせい)
二十八宿:張宿(ちょうしゅく)
入学、就職、見合い、神仏祈願、祝い事に吉。
十二直:定(さだん)
善悪が定まる日。
家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、吉
訴訟、樹木の植え替え、旅行は、凶。
二十四節気
大暑(たいしょ)
梅雨が明け、強い日差しと共に気温が一気に上がり、1年で最も暑気の烈しい頃です。
暑さを乗り切るために、しっかり食べ、体力をつけておきたい時期です。栄養価が高く精のつく鰻を食べる「土用の丑の日」もこの時期にあります。鰻にはビタミンB1やDHAなどの栄養素が豊富に含まれており、疲労回復や体力増強に効果があるとされています。
大暑の時期は全国各地でお祭りや花火大会など大きなイベントや行事が開催されます。この時期のお祭りには「ねぶた祭り」などがあります。
青森の夏を彩る「ねぶた祭り」の魅力
はじめに
日本の夏と言えば、各地で行われるお祭りが思い浮かびます。その中でも、特に注目すべきは青森県で行われる「ねぶた祭り」です。その魅力と歴史について詳しく解説します。
ねぶた祭りとは?
「ねぶた祭り」は、青森県の各地で行われる、明かりを灯した巨大な灯籠(=ねぶた)を山車に乗せて街中を練り歩く大変華やかなお祭りです。その起源は奈良時代まで遡るといわれており、地元の多くの人にとって一年で最も重要なイベントとされています。
青森ねぶた祭りの魅力
特に青森市で行われる「青森ねぶた祭」は毎年200万人以上を動員し、仙台の七夕祭り、秋田竿燈(かんとう)祭りと並んで東北の三大祭りに名を連ねる大人気のお祭りです。「ハネト」と呼ばれる人々がねぶたの周りを取り囲み、お囃子の音に合わせて元気よく飛び跳ねる姿を一目見ようと、全国からの観光客で賑わいます。
ねぶた祭りの起源
ねぶた祭りの起源については、七夕行事の「眠り流し」と仏教に由来する「灯籠流し」が融合して発展したという説が有力です。また、「ねぶた」の語源についても諸説ありますが、眠気を流す「眠り(ねぶり)流し」「ねむた流し」などと変化し、「ねぶた」または「ねぷた」と言われるようになったとの説が有力です。
まとめ
青森ねぶた祭りは毎年8月2日から7日に開催され、この期間中には巨大なねぶたが街中を練り歩きます。また、ルールを守れば、誰でも当日に飛び入り参加することが認められています。この祭りは、その規模と美しさから、日本国内外から多くの観光客を引きつけています。
二十四節気(にじゅうしせっき)とは1年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた呼び名のことです。
七十二候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
春に開花した桐の花が大暑に入り、実を結ぶ頃という意味。
桐は高級木材として重宝され、箪笥(たんす)や箏(こと)などの原料になります。
女の子が生まれると桐を植え、成人して結婚する際にはその桐で箪笥を作り、嫁入り道具に持たせると言われるほど、成長の早い樹木として知られています。
雑節:夏土用
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。
「夏土用」は「立秋」(8月7日)前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦注下段:
大明日(だいみょうにち)
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
重日(じゅうにち)
この日に起こったことは、重なって起こるとされる日。
吉事には吉事、凶事には凶事が重なると言われています。
預金などの金銭関係は吉ですが、婚礼は再婚に繋がるため良くないとされています。
陽が重なる巳の日と、陰が重なる亥の日が重日となります。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間いいます。
この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。
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