本日、令和6年7月23日(火)は?
文月ふみの日:
文月(7月)の「2(ふ)3(み)」日の語呂合わせにちなんで、郵政省(現:日本郵政)が記念日として制定しました。
毎月23日、「ふみの日」として手紙や文に関するイベントや、キャンペーンが行われていますが、7月23日には記念切手が販売されます。
ふみの日にちなむ郵便切手 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)
米騒動の日
1918年(大正7年)7月23日、富山県魚津漁村の女性たちが米価高騰に対して抗議を起こし、米の県外移出を阻止する集団行動を始めたことから火が付きました。彼女たちの行動は、全国的な抗議活動へと波及し、多くの米問屋が襲われる事態にまで発展しました。
背景:大戦景気とその影響
第一次世界大戦中の好景気は、都市部での人口増加と工業労働者の増加をもたらしました。しかし、この景気は農村部には恩恵をもたらさず、多くの農業従事者が都市部へと流出しました。これにより、米の生産量は減少し、国民の主食である米の供給が不安定になりました。
そんな中、地主や商人による売り惜しみや買い占めが行われ、米の価格は急激に上昇しました。これにより、庶民の生活は一層苦しくなり、米価格の引き下げを求める声が高まりました。
政府の対応とその後の影響
政府は米価引き下げのための資金投入や暴動鎮圧のための軍隊派遣などの対策を講じました。この騒動は、寺内内閣の退陣と初の政党内閣である原内閣の誕生につながり、日本の政治史においても重要な出来事となりました。
カシスの日
日本カシス協会が、7月23日は二十四節気の大暑に該当する年が多いことにちなんで、2006年(平成18年)に日付固定で制定しました。
カシスは真夏に収穫できる果実であり、栄養価の高さやその効果・効能が暑い時期の体調管理に適しています。
カシスの果実は濃紫色で、ビタミンCやアントシアニンを豊富に含んでいます。アントシアニンには強い抗酸化作用があり、また眼精疲労を軽減する効果があります。
旧暦:06/18
六曜:大安(たいあん・だいあん)
万事大吉。特に婚礼に良い。 「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:戊子(つちのえね)
日家九星:三碧木星(さんぺきもくせい)
二十八宿:翼宿(よくしゅく)
耕作始め、植え替え、種蒔きに吉。
高所作業、結婚に凶。
十二直:執(とる)
執り行う日。
祭祀、祝い事、造作、井戸掘り、種蒔きに吉。
金銭の出入りは、凶。
七十二候:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
春に開花した桐の花が大暑に入り、実を結ぶ頃という意味。
桐は高級木材として重宝され、箪笥(たんす)や箏(こと)などの原料になります。
女の子が生まれると桐を植え、成人して結婚する際にはその桐で箪笥を作り、嫁入り道具に持たせると言われるほど、成長の早い樹木として知られています。
雑節:夏土用
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。
「夏土用」は「立秋」(8月7日)前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
帰忌日(きこにち)
「帰忌」とは天棓星(てんぼうせい)の精が人家の門戸を塞ぎ帰宅を妨害するとされる日。
里帰り、旅行帰り、金品の返却など、帰宅に関することが凶とされる。
復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になるとされています。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。
この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。
7月23日は、午前8時前後の2~3時間。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。
この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。
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Copilot画廊
題目は「ドジョウ掬い」
鰻を念頭に置きながらも、なぜか「ドジョウ掬い」の絵をCopilotに描いてもらいました。
Copilotはドジョウを描けないのだろうか・・・。