これまで「Excel」(エクセル)の便利機能などをいくつかご紹介させていただきました。
ただ、筆者自身もたまに画面構成のパートの呼び名で混乱したりすることがありましたので、今回改めて画面構成のおさらいをさせていただきたいと思います。
画面は「Excel Microsoft365 2020年10月現在」
クイックアクセスツールバー
クイックアクセスツールバーとは、よく使うコマンドを最上部のバーに登録することで、いつでもアクセスでき作業を効率化できます。
初期設定では「上書き保存」「元に戻す」「やり直し」の3つのコマンドが登録されています。
筆者は他に「印刷と印刷」「名前の管理」「名前を付けて保存」「カメラ」などを配置しています。
追加登録したい場合は、上図赤囲い箇所の右端記号をクリックすると「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」が開きますのでそちらで設定していただくか、[ファイル]タブ > 最下部にある「オプション」をクリック > 「Excelのオプション」ダイアログボックス が表示されるので「クイックアクセスツールバー」をクリック
こちらで追加・削除も行えます。
追加方法は↓でも取り上げました。
タブ
クイックアクセスツールバーの下にあります。
タブには様々な機能がグルーピングされており、目的に合ったタブを選択すると、それに応じたリボンが表示されます。
リボン
タブの下にあります。
ユーザーの目的達成に必要となる機能が、[タブ]というグループごとに置かれています。
さまざまな命令を行ったり、細かい設定を行ったりできます。
名前ボックス
リボンの下、左側にあります。
選択されているセルの場所が表示されます。セルを複数選択すると、何行・何列選択されているか知ることもできます。
また、セルに「=」を入力すると関数の候補が表示されます。名前ボックスの便利な使用方法は↓でも取り上げております。
数式バー
リボンの下、右側にあります。
数式や関数が表示されます。また関数や数式などを直接入力できます。筆者的には「文字や、数式を入力するところ」ですが、正式には「数式バー」です。
行と列
赤囲いの数字は「行番号」青囲いのアルファベットが「列番号」となります。
スクロールバー
操作領域を上下左右に動かしたいときにスライドさせる。
ウインドウの右側、下側にあります。
シート見出し
シート名を「右クリック」するとシート名を変更したり、シートを削除したりできます。
ステータスバー
シート見出しの下にあります。
複数のセルを選択した場合に、ステータスバーには平均、データの個数、合計などが表示されます。
ステータスバー範囲内を「右クリック」すると、「ステータスバーのユーザー設定」ダイアログボックスが表示され、お好みの設定が可能となります。
画面表示切替ショートカット
最下部右側にあります。
左から「標準」「ページレイアウト」「改ページプレビュー」
画面表示の切り替えができます。
ズームスライダー
画面の拡大・縮小ができます。
今回はExcelの画面構成をご紹介させていただきました。ありがとうございました。