本日、令和6年7月21日(日)は?

2024/07/21

「日本三景」の日

2006年、日本三景観光連絡協議会が林鵞峰(はやしがほう)の誕生日となる7月21日に記念日として制定しました。

林鵞峰さんは江戸時代の儒学者で、著書『日本国事跡考』の中で「松島、此島之外有小島若干、殆如盆池月波之景、境致之佳、與丹後天橋立、安藝嚴島爲三處奇觀」(松島、この島の外に小島若干あり、ほとんど盆池月波の景の如し、境致の佳なる、丹後天橋立・安芸厳島と三処の奇観となす)と記したことが、「日本三景」の由来となりました。

          • 松島

          • 天橋立

          • 厳島(宮島)

神前結婚記念日

1900年に東京の神宮奉斎会本院(現在の東京大神宮)が、神前結婚式の広報活動を開始したことを記念して制定されました。

神前結婚式 | おまいりする | 神社本庁公式サイト (jinjahoncho.or.jp)

Copilot作:神前結婚式
Copilot作:神前結婚式

玉川上水が開通

1654年7月21日(旧暦:承応3年6月20日)、多摩川の水を江戸へ運ぶ「玉川上水」が多摩川羽村・四谷大木戸間が開通した日です。玉川上水は、江戸の六上水の一つ。

Copilot作:玉川上水が開通し、歓喜に沸く江戸時代の農民の人々
Copilot作:玉川上水が開通し、歓喜に沸く江戸時代の農民の人々




旧暦:06/16

六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)

何事も控えめに平静を保つ日
午前は凶午後は吉

先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。

「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうかあらかじめ検討するとよいでしょう。

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

日干支:丙戌(ひのえいぬ)

日家九星:五黄土星(ごおうどせい)

二十八宿:星宿(せいしゅく)

乗馬始め、家の改築、療養を始めるなどに
種撒きや祝い事、葬式などは

十二直:平(たいら)

物事が平らかになる日

旅行、婚礼、道路修理などは
穴掘り、種蒔きは

七十二候:鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

孵化した鷹のヒナが巣立ちの時を迎え、空中での飛び方や獲物の狩りの仕方を学び始める頃。

鷹は「能ある鷹は爪を隠す」「鳶が鷹を生む」など、諺にもなっているとおり、知能指数が高いことでも知られており、鷹狩りに用いられるなど、猛禽類の中では昔から人に身近な存在です。

雑節:夏土用

「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。

「夏土用」は「立秋」(8月7日)前の18日間となります。

土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。

各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。

2024/07/21

暦注下段:

五墓日(ごむにち)

五つの墓を意味する凶日。

この日に葬儀を行うと、墓が五つ並ぶ(五人が死ぬ日)とされています。

家造りには支障はありませんが、動土地固め築墓種蒔きなど土にまつわることや、葬儀はとされています。

地火日(ぢかにち)

地火日とは、五行説における三つある天火・地火・人火の火気の一つで、その中でも大地の火気が激しく荒ぶっている日となっています。

地面に関連する、動土、定礎、柱建て、井戸掘り、種蒔き、築墓、葬儀などがとなっております。

大禍日(たいかにち)

三箇の悪日の一つであり、三箇の悪日で最も悪い日

この日に物事を始めると、後に禍の種となると言われている日。

特に建築、船旅、葬儀、仏事を慎しむべき日と言われています。

暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。

選日:十方暮(じっぽうぐれ)

六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間いいます。

この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事にとされる。

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