illustratorで写真の明るさの調整を行う

22-Feb-2021

 

「Illustrator」で写真データを取り扱う際、配置した写真データの明るさが気になることはありませんか?
そんな場合、「Illustrator」上で写真の明るさの調整ができます。

本格的な写真補正は「Photoshop」などで行うとしても、簡単な明るさ調整ぐらいであれば、「Illustrator」の「描画モード」で調整可能です。

 

https://zouplans.net/archives/879

 

 




 

Menu

 

 




 

 

配置した写真を全面にコピーして重ねる

 

[ファイル]メニュー→[配置]をクリックします。

ファイル→配置

 

 

[配置]ダイアログボックスが表示されますので、任意の場所から任意の写真を選択し、[配置]をクリックしてください。

配置ダイアログボックス

 

 

 

任意の位置をクリックし、写真を配置します。

配置した写真を「選択ツール」で選択します。

配置した写真を選択

 

 

 

[編集]メニュー→[コピー]でコピー(ショートカット[Ctrl]+[C]キー)し、続けて[編集]メニュー→[前面へペースト]でペースト(ショートカット[Ctrl]+[F]キー)する。

[編集]メニュー→コピー
[編集]メニュー→コピー

 

[編集]メニュー→前面へペースト
[編集]メニュー→前面へペースト

 

 

画面上の変化はありませんが、元の写真の上にコピペされています。

 

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[描画モード]を変更する

 

上で[前面へペースト]した写真を選択([選択]ツールで写真をクリック)します。

[ウインドウ]メニュー→[透明]をクリックします。

ウインドウ→透明

 

 

[透明]パネルが表示されますので、[描画モード]を任意のモードに設定する。
ここでは明るくしたいので「スクリーン」に設定しています。暗くしたい場合は「乗算」などをお試しください。

透明パネル
透明パネル→描画モード→スクリーン
描画モード スクリーン
描画モード スクリーン

 

より明るくしたい場合は、[描画モード]を「スクリーン」にした画像の重ね枚数を増やしていきます。(コピー→前面へペースト)

暗くしたい場合は、[描画モード]を「乗算」にした画像の重ね枚数を増やしていってください。

描画モード 乗算
描画モード 乗算

 

 

明るくなり過ぎたり、暗くなり過ぎた場合は、[不透明度]で調整を行います。

 

 

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[ラスタライズ]してデータを1つにする

 

上で重ねた写真を[選択]ツールで全て選択します。

写真を選択

 

 

[オブジェクト]メニュー→[ラスタライズ]をクリックします。

オブジェクト→ラスタライズ
オブジェクト→ラスタライズ

 

 

[ラスタライズ]ダイアログボックスが表示されますので、[カラーモード][解像度]を設定して[OK]をクリックします。

ラスタライズ ダイアログボックス

 

 

ラスタライズとは、パス等の複雑なデータや重いリンク画像・埋め込み画像を「ビットマップ画像」へ変換する処理です。ここでは複数枚重なった画像を1枚の画像に合成します。

ラスタライズ後

 

元画像はこちら↓

元画像

 

 

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