令和6年10月9日(水)は?
熟成肉の日
「但馬屋」などの焼肉店、ステーキ店を展開する株式会社牛心(本社:大阪市)が制定。
牛一頭を丸ごと、温度、湿度、風などを厳しく管理し、数十日間熟成させた同社の「熟成肉」。 その美味しさを多くの人に知ってもらうのが目的。
日付は10と9で「じゅ(10)く(9)せい」の語呂合わせから。
仙台牛の日
「仙台牛銘柄推進協議会」と「全国農業協同組合連合会 宮城県本部」が制定。
霜降りと赤身のバランス、きめの細かさなどの厳しい基準をクリアし、最高ランクに格付けされた牛肉の「仙台牛」。 その美味しさをより多くの人に味わってもらうのが目的。
日付は10月9日を「1009」(センキュー)として、仙台牛の略である「仙牛」(センギュー)との語呂合わせによる。
マカロンの日
全日本マカロン協会が制定。
フランスを代表する洋菓子のマカロンの魅力をより多くの人に知ってもらうのが目的。
日付はマカロンを立てて横から見ると1に見え、置いて上から見ると0に見えることから10月。マカロンの美味しさは人々を幸せな気持ちに包んでくれることから吉兆のシンボルの勾玉の形から9日に。この日は二十四節気の「寒露」の期間であり、読み方が「甘露」に通じることから甘いマカロンにふさわしい日としたもの。
旧暦:9月7日
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。
午前は凶、午後は吉。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丙午(ひのえうま/へいご)
日家九星:六白金星(ろっぱくきんせい)
二十八宿:参宿(しんしゅく)
普請・旅行・開店等が吉。
十二直:成(なる)
物事が成就する日。
新規事、建築、開店は吉。
訴訟、談判は凶。
七十二候:鴻雁来(こうがんきたる)
第四十九候。「寒露」の初侯。
ツバメが南へ帰るのと入れ違いに、雁などの冬鳥たちが北から渡ってくる頃。 雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。
鴻はハクチョウなどの大型の水鳥を、雁はハクガンなどを表します。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。 「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。 特に婚礼は大吉とされています。
月徳日(つきとくにち)
七箇の善日の一つ。
月徳日は、「その月の福徳を得られる」とされる吉日で、万事に吉とされる縁起の良い日です。
特に造作や土に関わる事柄と相性が良いとされています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。 開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。 一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。
三隣亡(さんりんぼう)
土木建築の凶日であり、建築に関わることをしてはいけないとされる日です。 この日に建築にまつわることをすると、その家だけでなく三軒隣りまで亡ぼすといわれています。
天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。 癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。 この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。 天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。