令和6年10月8日(火)は?
角ハイボールの日

サントリー株式会社が制定。
ウイスキーをソーダで割って作るハイボール。中でも同社のウイスキー「角瓶」を使ったハイボールは「角ハイボール」と呼ばれています。
そのおいしさを多くの人に味わってもらうのが目的。
日付は「角瓶」が発売された1937年(昭和12年)の10月8日にちなんで。
また、同社では8と10で「ハ(8)イ(1)ボール(0)」と読む語呂合わせなどで、8月10日を「ハイボールの日」と制定している。
そばの日

東京都麺類生活衛生同業組合が制定。同組合には約2500店が加盟している。
美味しいそばをもっと多くの人に味わってもらうのが目的。
日付は、新そばの時季を迎えるのが10月であり、10=十は「そ」、8=八は「ば」と読めることからこの日を「そばの日」とした。
永遠の日

富山県富山市のNPO法人「ホスピス・心のケアを考える会」が制定。
人はだれでも永遠を思う心を持っているとの思いから、永遠を考える日とするのが目的。
日付は10と8で「永遠(とわ)」と読む語呂合わせから。
旧暦:9月6日
六曜:友引(ともびき・ゆういん)
友を引く。祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:乙巳(きのとみ/おつし)
日家九星:七赤金星(しちせききんせい)
二十八宿:觜宿(ししゅく)
稽古始め、運搬初めに吉。
造作、衣類着始めに凶。
十二直:危(あやぶ)
物事を危惧する日。
万事控えめに。
「すべてにおいて慎むべき日」。
二十四節気:寒露
二十四節気の一つ。
寒露とは、草花に降りる冷たい露のこと。 この時期、山野では紅葉が始まり、秋の草花も見頃となります。また、農家では収穫の時期を迎えます。
朝晩は冷えてきますので、ようやく夏の疲れが取れて体力も回復する時期となり、食欲の秋の到来となります。
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七十二候:鴻雁来(こうがんきたる)
第四十九候。「寒露」の初侯。
ツバメが南へ帰るのと入れ違いに、雁などの冬鳥たちが北から渡ってくる頃。 雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。
鴻はハクチョウなどの大型の水鳥を、雁はハクガンなどを表します。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。 神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。 「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。 特に婚礼は大吉とされています。
血忌日(ちいみにち)
「血忌」は、うしかい座の星である梗河星(こうかせい)の精のことで、殺伐の気を司ると言われています。 血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術などに凶の日。
重日(じゅうにち)
この日に起こったことは、重なって起こるとされる日。
吉事には吉事、凶事には凶事が重なると言われています。
預金などの金銭関係は吉ですが、婚礼は再婚に繋がるため良くないとされています。
陽が重なる巳の日と、陰が重なる亥の日が重日となります。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。 この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。 10月8日は、14時前後の2~3時間。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。 癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。 この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。 天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。