令和6年10月1日(火)は?
コーヒーの日
全日本コーヒー協会が1983年(昭和58年)に制定した日。
日付は、10月1日がコーヒー年度のスタートにあたるため。また、これからの季節、秋が深まり温かいコーヒーがよく飲まれるようになるため。
日本酒の日
全日本酒造組合中央会が1978年(昭和53年)に制定した日。
日付は、新米による酒造りにかかるのが10月であること、酒造年度が10月1日から始まるなどの理由から。
日本茶の日
日本茶の飲料メーカーの株式会社伊藤園が制定。
日本茶の魅力をより多くの人に伝えるのが目的。
日付は豊臣秀吉が天正15年(1587年)のこの日に、北野の松原で大茶会を開いた故事に由来する。また、10月上旬からは日本茶の需要が増えるとともに**「お茶まつり」などを開いている茶業家も多い**ことなどから。
あずきの日
あずきの製品を扱う井村屋グループ株式会社(本社:三重県津市)が制定。
「古事記」の穀物起源神話にも書かれているほど古くから食べられていたあずき。毎月1日と15日には小豆ご飯を食べる習慣もあったあずき。 利尿作用、便通、乳の出にも効果的とされるあずきを食べて健康になってもらうことが目的。
日付は毎月1日にあずきを食す習慣を広めたいとの願いから毎月1日とした。
和の日
公益財団法人地球友の会が制定。
日本の文化、伝統を見つめ直し、調和、感謝、助け合い、譲り合いといった「和の精神」を広めることが目的。
日付は10と1を「101」として人(1)と人(1)が和(輪=0)で結ばれる形であることと、神様が出雲に集まって平和について語り合う月(神無月=10月)の最初の日との意味から。 多くの人々がこの日にお互いの幸せを祈り、和解する日にとの願いが込められている。
旧暦:8月29日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)
凶日。特に祝事は大凶。
火の元、刃物に要注意。
正午は吉、朝夕は凶。 六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:戊戌(つちのえいぬ/ぼじゅつ)
日家九星:五黄土星(ごおうどせい)
二十八宿:室宿(しつしゅく)
祈願始め、婚礼、お祝い事、祭祀、井戸掘りに吉。
十二直:除(のぞく)
万物を折衝して百凶を除き去る日(障害を取り除いてくれる日)ということで、「除く」と言われています。 井戸掘り、治療開始、祭祀などは吉。 婚礼、動土(地面を掘り返して土を動かす)は凶。
七十二候:蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
第四十七候、秋分の次候。
土の中に住む虫が越冬に入る頃。
夏が終わり、外で活動していた虫たちは寒さの到来を察知して、冬ごもりの支度を始める。 幼虫はさなぎになり寒さに備え、クワガタやテントウ虫は成虫のまま木の根元や土の中に潜り、じっと春を待つ。
啓蟄(けいちつ)の初候「蟄虫啓戸:すごもりのむしとをひらく」と対。 来年の春、啓蟄に虫たちは再び姿を現します。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。 「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。 特に婚礼は大吉とされています。
血忌日(ちいみにち)
「血忌」は、うしかい座の星である梗河星(こうかせい)の精のことで、殺伐の気を司ると言われています。 血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術などに凶の日。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。 癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。 この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。 天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。
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