令和6年9月30日(月)は?
和栗の日
一般社団法人日本和栗協会(岐阜県恵那市)が制定。
世界に誇れる和栗を未来に残していくために、農家は自信をもって栽培し、多くの人に和栗やその加工品を食べてもらうきっかけとするのが目的。
日付は和栗が収穫の最盛期を迎える9月下旬で、栗(9)を通して、育てる人・菓子を作る人・味わう人の三者(3)がつながり、その輪(0)を広げていきたいとの思いから。
宅配ピザの日
宅配やテイクアウトのピザ専門店「ドミノ・ピザ」を運営する株式会社ドミノ・ピザ ジャパンが制定。
日本での宅配ピザ市場の開拓者として、「家族や友人との思い出の一部に宅配ピザ」という形で携わってこれたことへの感謝と、「これからも多くの人にその美味しさで感動してもらう」のが目的。
日付は1985年9月30日に東京・恵比寿に宅配ピザ「ドミノ・ピザ恵比寿店」が誕生、日本で初めて「宅配ピザ」というサービスが始まったことから。
翻訳の日
翻訳者や翻訳団体、企業などで結成される一般社団法人日本翻訳連盟が制定。
翻訳に関わる人々の活動を広く浸透させ推進することが目的。
日付は、4世紀に聖書をラテン語に訳したヒエロニムスの命日と言われている9月30日。
国際翻訳家連盟によって「世界翻訳の日」、国際連合によって「国際翻訳デー」(共にInternational Translation Day)として制定されている。
旧暦:8月28日
六曜:大安(たいあん・だいあん)
万事大吉。特に婚礼に良い。
「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁酉(ひのととり/ていゆう)
日家九星:六白金星(ろっぱくきんせい)
二十八宿:危宿(きしゅく)
壁塗り、船普請、酒造に吉。
衣類仕立て、高所作業に凶。
十二直:建(たつ)
「万物を建て生じる日」という意味があり、よろず大吉の日。 ただし、動土(地面を掘り返して土を動かす)、蔵開きは凶。
七十二候:蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
第四十七候、秋分の次候。
土の中に住む虫が越冬に入る頃。
夏が終わり、外で活動していた虫たちは寒さの到来を察知して、冬ごもりの支度を始める。 幼虫はさなぎになり寒さに備え、クワガタやテントウ虫は成虫のまま木の根元や土の中に潜り、じっと春を待つ。
啓蟄(けいちつ)の初候「蟄虫啓戸:すごもりのむしとをひらく」と対。 来年の春、啓蟄に虫たちは再び姿を現します。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。 神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
天火日(てんかにち)
五行説における、「天火」のエネルギーの強い日で、屋根葺き、棟上げをすると火災が起きると言われています。 かまど造り・種まきなどを忌む。
狼藉日(ろうしゃくにち)
大禍日、滅門日とともに三箇の悪日の一つ。 この日を慎まずに過ごすと、万事に失敗すると言われています。 天火日と全く同じ日取りとなります。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。 この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。 9月30日は、正午前後の2~3時間。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。 癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。 この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。 天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。