画面キャプチャーアプリ「切り取り&スケッチ」
07-Apr-2022
JWCADで作成した図を、Excelに貼り付ける方法で、
一度、PDFに変換(「Adobe PDF」や「Microsoft Print to PDF」などで仮想印刷し、PDFとして保存)
→ PDFファイルを書き出し形式から画像ファイルに変換
→ Excelシートに挿入・必要部分をトリミング
という手順で行っておられる方がおられまして、「人それぞれ、色々なやり方があるものだな」と感心しておりました。
普段からよく利用するツールって、自分の中で当たり前のようになっており、なかなか人に紹介するようには気が回らないもので、今更ながらの「切り取り&スケッチ」のご紹介となります。
ここで貼り付ける画像のほとんどが、筆者のPC画面を「切り取り&スケッチ」で切り取りしております。(スケッチ部分は別アプリですが)
ちなみに、「切り取り&スケッチ」アプリとは、
「Windows 10 October 2018 Update」に標準搭載された画面のスクリーンショットを撮るツール。以前のWindowsに搭載されていたSnipping Toolの後継にあたるツールであります。
「切り取り&スケッチ」アプリの開き方
まずは、アプリの開き方ですが、
①スタートメニューから開く方法
キャプチャーしたい画面を表示し、
画面左下の[Windows]をクリックし、「切り取り&スケッチ」をクリックしてください。下にスクロールしていくとあると思います。
次にアプリ画面が開きます。
「新規」をクリックしてください。
ここでは、キーボード画像をキャプチャーしたいので、キーボードのpng画像を表示させて、上記手順から「新規」をクリックしました。
上図のように画面が薄暗くなり、画面上中央にアイコン(↓)が表示されます。
① 四角形の領域切り取り
② フリーフォーム領域切り取り
③ ウインドウの領域切り取り
④ 全画面表示の領域切り取り
⑤ Snippingを閉じる
と、なっております。
② ショートカットから開く方法
ショートカットキー
[Windows]+[Shift]+[S]
で、「切り取り&スケッチ」アプリを開くことが可能です。
キャプチャーしたい画面を表示し、ショートカットキー[Windows]+[Shift]+[S]を押すと、画面が薄暗くなり、下図の表示となります。
切り取り方へ
「切り取り&スケッチ」切り取り方
では、実際に切り取っていきます。
ここではショートカットキーを利用して「切り取って」いきます。
切り取り方は下図の①~④となります。
① 四角形の領域切り取り
② フリーフォーム領域切り取り
③ ウインドウの領域切り取り
④ 全画面表示の領域切り取り
⑤ Snippingを閉じる
① 四角形の領域の切り取り
四角形の領域で切り取ります。
まずは切り取りたい範囲を画面に表示させて、ショートカットキー[Windows]+[Shift]+[S]を押します。画面が薄暗くなり、下図の表示となります。
下図の①のアイコンをクリックします。
選択したい範囲を、ドラッグします。
画面右下に、切り取り領域をクリップボードに保存した旨の通知が届きます。
この通知をクリックしますと、「切り取り&スケッチ」アプリが開きます。
画像保存したい場合は、「名前を付けて保存」をクリックすると、任意の場所に保存できます。
しかし、この時点でクリップボードに保存されていますので、保存しなくても、直接Excel等に貼り付け可能です。
② フリーフォーム領域の切り取り
フリーフォーム領域で切り取ります。
まずは切り取りたい範囲を画面に表示させて、ショートカットキー[Windows]+[Shift]+[S]を押します。画面が薄暗くなり、下図の表示となります。
下図②のアイコンをクリックします。
選択したい範囲を、任意の形(フリーフォーム)でドラッグします。
任意の形で切り取れたら、画面右下に切り取り領域をクリップボードに保存した旨の通知が届きます。
先ほど同様、名前を付けて保存したり、この時点でクリップボードに保存されていますので、直接Excel等に貼り付け可能です。
③ ウインドウの領域の切り取り
ウインドウの領域で切り取ります。
文字通り、ウインドウの領域ごとに切り取ります。
まずは切り取りたいウインドウを画面に表示させて、ショートカットキー[Windows]+[Shift]+[S]を押します。画面が薄暗くなり、下図の表示となります。
上図赤囲み部分アイコンの「ウインドウの領域の切り取り」(下図③)をクリック。
以下のように、選択したウインドウの領域ごとに明転します。
任意のウインドウの領域をクリックし、キャプチャーします。
任意のウインドウ領域が切り取れたら、画面右下に切り取り領域をクリップボードに保存した旨の通知が届きます。
先ほど同様、名前を付けて保存したり、この時点でクリップボードに保存されていますので、直接Excel等に貼り付け可能です。
④ 全画面表示の領域切り取り
PCの全画面をキャプチャーします。
⑤ Snippingを閉じる
アプリを閉じます。
まとめ
画質等にこだわりが無ければ手軽に切り取り、貼付けができます。
JWCADも、縮尺は無視で概略だけでも、ExcelやWordに貼り付けたい場合、
背景を白にして、四角形の領域切り取り
ExcelやWordに貼り付け
画面のキャプチャーですので、当然PDFファイルやWEBページなどの切り取りも可能です。
ちなみに、スケッチ機能もあり、
・タッチによる手書き
・ボールペン
・鉛筆
・蛍光ペン
・消しゴム
・定規
・画像のトリミング
があり、簡単なスケッチ等が可能です。
適当に触ってます。(↓)
インターネットで地図を表示してキャプチャーし、スケッチし、名前を付けて保存。メール等で共有など、手広く利用できます。
MacでWindowsを動かせます
Intel Mac と Apple M1 Mac の両方で Windows が使える、簡単で高速、そしてもっともパワフルなアプリケーションです。再起動は必要ありません。付属特典の 30 以上のワンタッチツールで、Mac と Windows での日常のタスクがシンプルになります。