回転ツールでパターンを作る
22-Nov-2020
回転ツールを使うと、ちょっとしたイラストが手軽に作成できます。回転ツールを使ってオブジェクトを作成し、パターンを作る方法をご紹介いたします。
「Illustrator」の画面構成については下をご参照ください。ワークスペースは「初期設定(クラシック)」で設定しています。
https://zouplans.net/archives/879
正三角形のオブジェクトを組み合わせてパターンを作る
ツールパネルの「多角形ツール」をクリック。
[Shift]キーを押しながら、任意の位置に任意の大きさで正三角形を描きます。
ツールパネルの「回転ツール」をクリック。
[Alt]キーを押しながら、正三角形の頂点をクリック。
「回転」パネルが表示されるので、角度を、正三角形の1つの角である60°に設定し、[コピー]をクリックします。
頂点を中心として正三角形がコピーされました。
コピーされた正三角形が選択されている状態で、[Ctrl]キーを押しながら「D」キーを4回押すと、正三角形6つでできた六角形が作成されます。
各正三角形に任意の色を設定します。
色の設定が出来たら、オブジェクト全体を選択し、スウォッチパネルにドラッグアンドドロップ。
スウォッチパネルに追加されるので、これをダブルクリックします。
「パターンオプション」パネルが開き、パターン画面となります。
「パターンオプション」パネルで、タイルの種類を「六角形(縦)」に設定する。
作成したパターンがこれでよければ、「完了」をクリックしてください。
作成したパターンは、オブジェクトに適用可能となります。
着色しだいで、立方体的な表現にもなります。
楕円形のオブジェクトを組み合わせてパターンを作る
ツールパネルの「多角形ツール」を左クリックで長押し。「楕円形」ツールを選択する。
任意の位置に、[Shift」キーを押しながらドラッグして正円を描く。
出来た正円の下に楕円を描き、「選択」ツールで楕円を選択し、正円の中心の真下に移動させる。
楕円が選択された状態で、「回転」ツールをクリックし、「Alt」キーを押しながら、正円の中心をクリックします。
「回転」パネルが表示されるので、角度を30°にして[コピー]をクリック。コピーされた楕円が選択されている状態で、[Ctrl]キーを押しながら「D」キーを10回押します。
先ほど同様に、作成されたオブジェクトを「選択」ツールで選択し、スウォッチパネルにドラッグします。
スウォッチパネルに追加されるので、これをダブルクリックし、表示された「パターンオプション」パネルで、任意の設定をしてください。