回転ツールでパターンを作る

22-Nov-2020

 

回転ツールを使うと、ちょっとしたイラストが手軽に作成できます。回転ツールを使ってオブジェクトを作成し、パターンを作る方法をご紹介いたします。

 

「Illustrator」の画面構成については下をご参照ください。ワークスペースは「初期設定(クラシック)」で設定しています。

 

[Illustrator]Illustratorの画面構成

 



 


 



正三角形のオブジェクトを組み合わせてパターンを作る

 

ツールパネルの「多角形ツール」をクリック。

 

多角形選択

 

[Shift]キーを押しながら、任意の位置に任意の大きさで正三角形を描きます。

 

正三角形を描く

 

ツールパネルの「回転ツール」をクリック。

 

回転ツールを選択

 

[Alt]キーを押しながら、正三角形の頂点をクリック。

[Alt]+クリック

「回転」パネルが表示されるので、角度を、正三角形の1つの角である60°に設定し、[コピー]をクリックします。

 

回転パネル

 

頂点を中心として正三角形がコピーされました。

コピーされた正三角形が選択されている状態で、[Ctrl]キーを押しながら「D」キーを4回押すと、正三角形6つでできた六角形が作成されます。

六角形

 

各正三角形に任意の色を設定します。

 

任意の色に着色

 

 

色の設定が出来たら、オブジェクト全体を選択し、スウォッチパネルにドラッグアンドドロップ。

 

スウォッチパネルにドラッグアンドドロップ

 

スウォッチパネルに追加されるので、これをダブルクリックします。

 

スウォッチパネルに追加される

 

「パターンオプション」パネルが開き、パターン画面となります。

 

パターンオプション

 

 

「パターンオプション」パネルで、タイルの種類を「六角形(縦)」に設定する。

 

パターンオプション

 

作成したパターンがこれでよければ、「完了」をクリックしてください。

作成したパターンは、オブジェクトに適用可能となります。

 

オブジェクトに適用可能

 

着色しだいで、立方体的な表現にもなります。

立方体的表現

 

立方体的表現

 

 

 




 

 

楕円形のオブジェクトを組み合わせてパターンを作る

 

ツールパネルの「多角形ツール」を左クリックで長押し。「楕円形」ツールを選択する。

 

楕円形ツールの選択

 

任意の位置に、[Shift」キーを押しながらドラッグして正円を描く。

 

[Shift]を押しながらドラッグ

 

出来た正円の下に楕円を描き、「選択」ツールで楕円を選択し、正円の中心の真下に移動させる。

 

選択ツールで正円の中心の下に移動する

 

楕円が選択された状態で、「回転」ツールをクリックし、「Alt」キーを押しながら、正円の中心をクリックします。

 

回転パネル

 

「回転」パネルが表示されるので、角度を30°にして[コピー]をクリック。コピーされた楕円が選択されている状態で、[Ctrl]キーを押しながら「D」キーを10回押します。

 

花柄

 

先ほど同様に、作成されたオブジェクトを「選択」ツールで選択し、スウォッチパネルにドラッグします。

 

スウォッチパネルにドラッグ

 

スウォッチパネルに追加されるので、これをダブルクリックし、表示された「パターンオプション」パネルで、任意の設定をしてください。

 

花柄

 

花柄

 

 

 






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