自家製用語集の作り方
19-Nov-2020
数年前、資格取得のお勉強をする際に出会ったのが、今回ご紹介する「Scrapbox」です。自家製用語集(メモ帳感覚で、メモ同士、メモ内の単語同士をリンクさせることができる)を作りたかった筆者にとってはおあつらえ向きのアプリでした。
筆者の自家製用語集はこちら
使用方法は、筆者が説明するよりも、「Scrapboxの使い方」をご参照ください。なぜなら筆者は、「リンク」を作るのと、画像をアップロードするぐらいしかいたしません。それでもこれくらいは作成できるのが、「Scrapbox」です。
Scrapboxのアカウント登録
まずは「Scrapbox」で、アカウントの作成を行います。
上図赤囲い箇所のいずれかをクリックします。
「Googleにログイン」画面が表示されます。
Googleアカウントをお持ちの方は、①にメールアドレスを記入し、パスワード記入へお進みください。Googleアカウントをお持ちでない場合は、②をクリックし、アカウント作成してください。
「User Settings」画面が表示されます。
「Name」には、Googleアカウントで使用している名前が表示されます。変更したい場合は、変更したい名前を記入します。
「User Name」はページタイトルとして利用されますので、半角英数字で記入してください。「User Name」は何かと必要となってきますので、忘れないようしてください。
記入が完了しましたら、「Save changes」をクリックしてください。
アカウント登録が完了しました。
プロジェクトの作成・設定
プロジェクトを作成し、設定していきます。
まず「Scrapbox」のロゴマーク①をクリックすると、上図のようにメニューが表示されます。新しいプロジェクトを作成する場合は「Create new project +」②をクリックします。
「Project name」にプロジェクト名を記入します。半角英数字のみ使用可能です。
続いて、「Public Project」か、「Private Project」かを選択します。
「Public Project」は、誰でも見れますが、メンバーのみ編集できます。(Free)
「Private Project」は、メンバーのみ見たり、編集したりできます。
記入、選択できましたら「Create」をクリックします。
続いて「設定」していきます。「Project settings」③をクリックします。
「Settings」では「プロジェクト名」や「プロジェクトURL」の設定ができます。
「Members」では、招待用のURLが表示されています。これを「Copy」もしくは「Email」を選択し、共有するメンバーに知らせて下さい。
「Theme」ではテーマを選択できます。
「Upload」では、データのアップロード先を選択できます。
ドキュメントの作成
新規ドキュメントの作成
新規ドキュメントを作成するには、⊕ボタンをクリックします。
記入画面が表示されます。一行目が自動的にタイトルとなり、2行目から本文となります。
リンクを作成する場合
リンクを作成する場合は、[ と、] で、キーワードを挟みます。
現時点で、リンク先が空の場合は、赤色で表示されます。
空のリンク先を選択し、内容を記載すると、
青色に変わります。
箇条書きにしたい場合
[Tab]若しくは[スペース]キーを押して、文頭を下げると、箇条書きとなります。
画像を挿入する場合
画像を挿入したい行にカーソルを合わせ、任意のローカルフォルダーから、直接ドラッグアンドドロップすれば可能です。
本来なら、各ドキュメントに画像を1枚は、挿入したいところです。
画像が挿入されていると、ドキュメントを一覧表示したときに、画像も表示されるので、サムネ替わりになり、視覚的にわかり易いからです。
画像の有無で見た目もずいぶん変わります。
あと、「#キーワード」を記入すると、同じ「#キーワード」を持ったドキュメントがグルーピングされて表示されます。
1つのドキュメントからつなげていく
まずは1つのドキュメントを作成することから始まります。
例えば、「山田太郎」さんの記事を書く場合、
-
- 生年月日
- 出身地
- ご両親の名前
- 学歴
- 配偶者
- 子供
ほか、たくさんの書くべき事案があるかと思います。
では、生年や生年月日はどんな年、日だったのか?
出身地はどんな所なのか?
父は?母は?
などなど、どんどん書くべき事案が増えていきます。
こうした作業を地道に続けることで、あなただけの用語集が完成することと思います。
一度始めてみると、色々書き込みたくなるツールですので、一度お試しください。
筆者の作成した「地道な活動の足跡」は、数年ほったらかしになっておりましたが、また随時項目を増やしていきたいと思っております。