24-Sep-2020
前回「[Excel]条件付き書式① 予定表の土曜日と日曜日を色分けする」では、エクセルで予定表を作成し、土曜日と日曜日を色分けし、文字色の変更を「条件行き書式」で行いました。
https://zouplans.net/archives/517
今回は「祝日」を「条件付き書式」で色分け・文字色変更を行います。
幾つかのやり方がありますが、まずは
① 祝日リストを作成し、COUNTIF関数で祝日を検索する方法
まずは、前回「[Excel] 条件付き書式① 予定表の土曜日と日曜日を色分けする」で作成した予定表とは別のシートに、祝日をまとめた一覧表を作成する。
日付が記入されている列を選択し、エクセルの「名前ボックス」に任意の範囲名を記入する。今回は「祝日一覧表」と記入する。
これでこのドキュメント内では、上記範囲に「祝日一覧表」と名前がつきました。「予定表」シートに戻ります。
前回「[Excel] 条件付き書式① 予定表の土曜日と日曜日を色分けする」で土曜日と日曜日を色分けし、文字色の変更を「条件行き書式」で行った範囲を選択する。
①「ホーム」タブの ②「条件付き書式」を選択、③「新しいルール」をクリック
「新しい書式ルール」ダイアログが表示されるので、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、「次の数式を満たす場合に値を書式設定」のボックスに
=COUNTIF(祝日一覧表,$B3)
と記入する。
COUNTIF関数は指定範囲内の検索条件に沿った値を検索する関数です。
COUNTIF関数の書式は =COUNTIF(範囲,検索条件) です。
範囲が先ほど範囲名をつけた「祝日一覧表」、検索条件が日付記入列であるB列であるので上記式となります。
書式を設定し、「OK」をクリックする。
土曜日・日曜日と区別をつけるため、赤塗り・白文字に条件付き書式を設定しました。
② 曜日欄に別途記入し、COUNTIF関数で祝日を検索する方法
こちらはアナログな方法となりますが、予定表の祝日曜日欄に「曜日・祝」と記入して、「祝」の文字を検索して条件付き書式を設定する方法となります。
9月21日・22日の曜日欄を変更しました。
次に「条件付き書式」で変更する範囲を選択
「ホーム」タブから「条件付き書式」をクリック、「新しい書式ルール」ダイアログが表示されるので、「数式を使用して、書式設定をするセルを決定」を選択し、「次の数式を満たす場合に値を書式設定」に
=COUNTIF($C3,”*祝*”)
と記入する。
=COUNTIF(範囲,検索条件)
範囲が曜日が記入されている「$C3」
検索条件が「”*祝*”」
「祝」の前後に「*」をつけることで「「祝」が含まれる文字列」が検索対象として認識されます。今回の場合、「祝」の後ろに「)」が付きますのでこの前後に「*」を付けます。」
続いて書式を設定し、「OK」をクリックする。
以上で、完了となります。
まとめ
① 祝日リストを作成し、COUNTIF関数で祝日を検索する方法 のやり方では、オートフィルで、10月以降を表示した場合、
次の祝日になる「文化の日」も自動的に書式が当てはめられます。
しかし、② 曜日欄に別途記入し、COUNTIF関数で祝日を検索する方法 においては、祝日の曜日欄を書き換えないといけないので、オートフィルで10月以降を表示しても自動的には祝日を判別してくれません。
ただし、別途「祝日一覧表」を作成する手間はかかりませんが・・・
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