表計算
02-Nov-2020
JWCADでも表計算が可能で、まとまった数字群とまとまった数字群の四則計算が簡単にできます。
表計算コマンドの表示
メニューバー[その他]>「表計算」
もしくは、右側ツールバー(JWCAD初期設定の場合)の「表計」をクリックします。
コントロールバーの表示内容
コントロールバーが下のように表示されます。
①A群×B群:かけ算
②A群÷B群:わり算
③A群+B群:たし算
④A群-B群:ひき算
⑤ 範囲内合計:任意の範囲内の合計
⑥ 選択確定
⑦ 少数桁:0~4、Fがある。
少数桁0は小数点以下の表示なし
少数桁1は小数点以下1桁を表示(小数点第1位まで表示)
少数桁2は小数点以下2桁を表示(小数点第2位まで表示)
少数桁3は小数点以下3桁を表示(小数点第3位まで表示)
少数桁4は小数点以下4桁を表示(小数点第4位まで表示)
少数桁Fは有効桁を表示。(但しJWCADにおいては小数点以下は第6位までの表示)
⑧ クリアー:選択した数値を選択解除する。
⑨ 書込設定:書込む際の設定あれこれ。(詳細は↓で)
表計算の書込設定
「表計算」選択時のコントロールバー、「書込設定」をクリックすると、下の内容が表示されます。
①文字 [+数字]
書込み文字種の文字番号です。
ツールバー[文字]を選択したときの「書込み文字種変更」で確認できます。
また、適当な文字種が「書込み文字種変更」内に無い場合、メニューバー「設定」>「基本設定」>「文字」で変更可能です。
②「少数桁0無」「少数桁0有」
少数桁の「0」の表示の有無
0.5 と表示するのか、0.500 と表示するのか選択する。
③「カンマ 無」「カンマ 有」
カンマの有無
1234 と表示するのか、1,234 と表示するのか選択する。
④「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」
指定桁数で計算結果を算出する際の「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」の選択。
⑤「(m) mm変換」「(m) 無変換」
「(m) mm変換」は、A群、B群に○mと入れて計算して得られた結果を、mm単で表示します。計算結果が5の場合は、5,000と表示されます。これを使う時には、○mのように、数値の後ろに「m」を入れる必要があります。
「(m) 無変換」の場所をクリックすると、計算結果が5の場合は、5と表示されます。
単位「m」を記入しない場合は、通常の計算が行われます。
⑥「OK」
①~⑤で変更を行った際は、変更を反映させるため、クリックしてください。
表計算してみる
A群×B群
メニューバー[その他]>「表計算」もしくはツールバー「表計」をクリックします。
コントロールバーが下のように表示されます。
まずは、①A群×B群をクリックし、A群となる範囲を選択します。
同様にB群を選択するとステータスバーに「数値の小数点位置を指示してください」と表示されますので、任意の位置を選択してください。(計算結果の設定は、「少数桁F」書込み設定「少数桁 0 無」)
A群÷B群
同様にわり算します。設定は「少数桁3」書込設定「少数桁 0 有」です。
A群+B群~範囲内合計
同様にたし算します。設定は「少数桁2」書込設定「少数桁 0 有」です。最後に「範囲内合計」も行います。
ひき算も同様のやり方で可能です。
ちょっと計算したい場合
表計算ではありませんが、JWCADではちょっと計算したいときに、ツールバー「文字」で計算式入力し、任意の位置に記入します。
2の2乗かける4の場合
JWCAD上に記入した数式を[Ctrl]キーを押さえながらダブルクリックすると、
答えがでます。
ルート計算もできます。
26-Nov-2020 追記
もちろん上記の通りでも可能ですが、筆者の勘違いと言いますか、やり方が違っていたといいますか、本来筆者がやりたかったのはもっとシンプルに、
上のように式、ここでは仮に「(1820*3)+(1820/2)=」まで記入し、文字配置の際に自動的に計算結果まで入力したかったのです。
やり方は簡単で、上のように「(1820*3)+(1820/2)=」まで記入したら、そのまま任意の位置に[Ctrl]キーを押したままクリックするだけでした。
もちろん、√計算なども可能です。
穴があったら入りたい・・・