井形切ばり工法
山留め支保工の種類の1つ。
水平切ばり工法
切ばり材を格子状に組み、水平面内の座屈を防止すると共に、支柱を切ばりの交点近くに設置して、上下方向の座屈を防ぐものである。
① 大規模な山留めには適さない。
② 切ばりの力の伝達が複雑となるような不整形な平面形状のものには不向き。
異形棒鋼の種類の確認方法
1.鉄筋の異形棒鋼の質量は鉄筋の公称径鉄筋の密度から求める。
2.鉄筋の標準長さは 7.0m未満では 0.5m、 7.0m超は 1.0mごとに区切られている。
3.鉄筋の種類はSD295Aには圧延マークはないが、その他の種類の鉄筋にはSD295B(1又はⅠと会社名)、SD345D(・と会社名)のような記号がつけられている。
石先付けプレキャストコンクリートの石裏面処理材の目的
1.石材の熱膨張やコンクリートの乾燥収縮などのムーブメントを緩和する。
2.エフロレッセンス(白華)や濡れ色を防止する。
3.石材の傷にともなうひび割れなどによる剥落を防止する。
4.石材とコンクリートのシアーコネクターとしての接着性を向上させる。
維持修繕費
建物、機械、装置等の修繕維持費、倉庫物品の管理費等。
石張り乾式工法
アンカー等で躯体に取り付けた金物(ファスナー)により、石材を固定する工法。
乾式工法の施工の留意点
1.石張り乾式工法は、だぼ穴充填剤に弾性材料を用いて、ファスナーのバネ効果で回転させ水平層間変位を吸収する。
2.石張りの目地は回転に追従するため、いも目地とし、馬乗目地は採用しない。
3.乾式工法の幅木部分は、台車の衝撃を受けるため、下端はモルタルで固定し、上端を引き金物で下地に緊結しモルタルを充填する。
4.乾式工法では、石の裏打ち処理として繊維補強タイプのものを用い、石材の衝撃に対して飛散・脱落を防止する。
異種金属接触腐食
電位の異なる金属が接触し、そこに電解質溶液が存在すると金属間に腐食電池が形成され、卑な金属が酸化(腐食)されること。
異種金属接触腐食の防止には、材質の異なる金属を組み合わせて用いる場合、電位差の小さい金属の組み合わせとし、異種金属接触腐食を生じるおそれのある電位差のある異種金属の組み合わせとなる場合には、異種金属の接触を避ける(電気的に絶縁する)ことが重要となる。
委託基準
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」
1)処理を委託する相手は処理業の許可を有する(または規則第8条の2の8及び第8条の3に定める)者であること。(令第6条の2第1号、第2号)
2)委託する業者は、委託しようとする産業廃棄物の処理が事業の範囲に含まれていること。(令第6条の2第1号、第2号)
3)委託契約は書面で行うこと。(令第6条の2第4号)
4)特別管理産業廃棄物の処理を委託する場合は、委託する者に対してあらかじめ特別管理産業廃棄物の種類、数量、性状、荷姿、取り扱い上の注意事項を書面で通知すること。(令第6条の6第1号、規則第8条の16第1号、第2号)
5)契約書及び契約書に添付された書類を契約終了日から5年間保存すること。(令第6条の2第5号、規則第8条の4の3)
6)収集運搬の委託は収集運搬業の許可を持つものと、中間処理(再生を含む)または最終処分の委託は処分業の許可を持つものと、それぞれ2者間で契約すること。(法第12条第5項)
一般管理費
製造や販売の現業部門(工場や作業場で行う労務)ではなく、総務や人事、経理といった一般管理部門の費用。
業務に携わる者の給料・賞与、諸手当、交通・通信費、交際費、租税等。販売費と合わせて営業費ともいう。
損益計算書では「販売費および管理費」と一括される。
一般管理費等
工事施工に当たる受注者の継続運営に必要な費用で、一般管理費と付加利益からなる。
役員報酬等、従業員給料手当、退職金、法定福利費、福利厚生費、維持修繕費、事務用品費、通信交通費、動力用水光熱費、調査研究費、広告宣伝費、交際費、寄付金、地代家賃、減価償却費、試験研究償却費、開発償却費、租税公課、保険料、契約補償費、雑費、付加利益
一般廃棄物
イニシャルコスト
新しく建築物を建築したりするときなどに、稼働するまでの間に必要となる初期費用のこと。
設計料、建設工事費を指す。
→ランニングコスト
田舎間
江戸間・関東間
柱心々距離を6尺(=1間)を基準とし、それを整数倍とする柱モジュール(柱割り)を原則とする。
畳の寸法は柱の平面寸法によってことなる。
いぶし瓦
釉薬を使わず焼成した後に、空気を完全に遮断して「むし焼き」にする「燻化(いぶしか)工程」が特徴。焼成時に炭化水素ガスを接触させる事で、瓦の表面に銀色の炭素膜を形成させる。
芋目地
タイル、れんが、石、コンクリートブロックなどの積み方のひとつで、縦、横共、一直線に通っている目地。
入隅
(建築関係)
壁などでふたつの面が入り合ってできる壁などの角。
→ 出隅
入母屋造
屋根の形式の一つ。
寄棟造の上に切妻造を載せた形で、切妻造の四方に庇がついてできたもの。日本での古い例は,法隆寺の金堂や玉虫厨子などにみられる。
色押さえ
主に木部の塗装で用いられる用語。
木部のクリヤー塗装仕上げの際、着色材が上塗りの塗料によって変色、溶解しないように、また着色の色斑を防ぐために上塗り塗装の前に一層塗ることを言う。
色別れ
塗料が乾燥する過程で、 顔料同士の分布が不均一なり、塗膜の色がまだらに見える状態。
色温度
光源の出す光の色を、これと等しい光色を出す黒体の絶対温度によって表したもの。
光色の色温度
赤<橙<黄<白<青
蛍光ランプの色温度
電球色<温白色<白色<昼白色<昼光色
色順応
(建築関係)
光源の色が変わると感じ方が変わるが、目が馴れると元の色に近づいて見える現象。
インターロッキングブロック
インターロッキングとは、“かみ合わせる”という意味で、車両などの荷重が掛かったとき、ブロック間の目地に充填した砂によりブロック相互のかみ合わせ効果(荷重分散効果)が得られる。
透水性・保水性・植生など、さまざまな機能を有した製品がある。
インテリアゾーン
外壁から離れた熱的影響を受けない空調室内領域の内側のゾーンのことを言う。外壁に面したペリメータゾーンに対応する言葉である。
インバート枡
汚水枡の底面に管のある枡のこと。
インバートとは、排水系統において汚水桝や下水道のマンホールの底部に設ける導流用の溝のことで、下面を半円形に仕上げてある。
隠ぺい率(塗膜の)
(鋼橋関係)
塗膜が色の差を覆い隠す度合い。
黒と白とに塗り分けて作った下地の上に、同じ厚さに塗ったときの、塗膜の45度、0度拡散反射率又は三刺激値Yの比で表す。
三原刺激[X][Y][Z]の混色量であるXYZで示される数値を「三刺激値」といい、Yは緑成分とともに原刺激の中で唯一明るさ(視感反射率、視感透過率)を表す刺激値となる。
隠ぺい力(塗膜の)
(鋼橋関係)
塗膜が下地の色又は色差を覆い隠す能力。
黒と白とに塗り分けて作った下地の上に、同じ厚さに塗ったときの塗膜について、色分けが見えにくくなる程度を、見本品の場合と比べて判断する。