ボイリング
(建築関係)
緩い砂質地盤で地下水位が高いとき、根切りにより土圧が減少するため、掘削底面が下からの水圧と土圧で水と土砂が湧き出す現象。
ボイリング対策
1.ウェルポイントや深井戸工法で地下水位を低下させる。
2.鋼矢板の根入れ深さを深くする。
防水保護コンクリートに用いる絶縁シートの施工の留意点
(建築関係)
1.絶縁用シートはたるみのないよう敷き並べ、立上り面に30mm程度張り上げる。
2.絶縁用シート(ポリエチレンフィルム)は、防水層の施工完了後、重ね幅100mm程度をとって敷き並べ、接着テープ、シール材等で要所を固定する。
3.絶縁用シート(フラットヤーンクロス)は、断熱材の上に幅100mm程度重ねて敷き並べ、粘着テープ等で要所を固定する。
防食
(鋼橋関係)
金属が腐食するのを防止すること。さびの発生により母材の金属が侵食され部材が損傷するのを防止すること。なお、損傷として認めない範囲である程度のさびの発生は許容している。
防食下地
(鋼橋関係)
鋼材の腐食を防ぐもの。
現在は従来のさび止めペイントより防せい性が優れた塗料が用いられており、例として、鋼材より卑な電位をもつ金属である亜鉛末を主成分として含有し、亜鉛末の犠牲防食作用により鋼材の腐食を防ぐジンクリッチペイントがある。
防せい
(鋼橋関係)
金属にさびが発生するのを防止すること。
方立
ほうだて
- 横に連続する窓どうしの接続部分に設ける縦材。
- 室内片引戸の戸が重ね合わさる部分の端部縦材。
- カーテンウォールの中間縦部材。(マリオン)
ポットライフ
(鋼橋関係)
可使時間のこと。
2以上の成分を混合して使用する塗料を混合した後、使用可能な最長の時間。
ポリウレタン樹脂塗料
(建築関係)
ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物との反応で生成するウレタン結合の骨格をもつ塗料。
主な特徴
①光沢、肉もちがよい
②塗膜が強靭で付着性に優れている
③耐薬品性、耐水性に優れている
④耐候性がよい
⑤乾燥性に優れている
ホルムアルデヒド
(建築関係)
家具や建築資材、壁紙を貼る為の接着剤、塗料などに含まれている化学物質の一つ。
ホルムアルデヒドは、発がんの可能性が高い物質で、眼、鼻、のどなどを刺激し、アトピー性皮膚炎の原因物質の1つ。
新築の住宅建材や家具類の接着剤から発散するホルムアルデヒドにより、1990年代にはシックハウス症候群が多発した。