令和07年07月07日(月)は?
七夕の節句(しちせきのせっく)

七夕の節句は、五節句の一つで、「笹竹の節句」、「星祭り」とも呼ばれます。
中国から伝わった、織姫と彦星の伝説がもとになったお祭りで、本来はお供え物をして裁縫や芸事などの上達を星に祈る年中行事です。今では、短冊に願い事を書いて、竹や笹の葉に結びつける習慣がおなじみとなっています。ちなみに、短冊を結ぶのが竹や笹である理由は、笹や竹が「天の神様が降りてくるときの目印」とされる言い伝えがあったためと言われています。
五節句とは、
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- 1月7日の人日の節句(七草の節句)
- 3月3日の上巳の節句(桃の節句)
- 5月5日の端午の節句(菖蒲の節句)
- 7月7日の七夕の節句(笹竹の節句・星祭り)
- 9月9日の重陽の節句(菊の節句)
のことで、5つの季節の節目を祝う日本の伝統行事です。
特撮の日

福島県須賀川市に事務局を置く「特撮文化推進事業実行委員会」が制定した記念日です。
「特撮」は日本で独自に発展した文化であり、後世に受け継ぎつつ、その魅力を多くの人々に知ってもらうことを目的としています。
日付は「特撮の神様」として知られる、須賀川市出身の円谷英二監督の誕生日(1901年7月7日)にちなんでいます。
ポニーテールの日

健康的でさわやかな髪型のポニーテール。その魅力などを研究している日本ポニーテール協会が1995年に制定。
日付は7月7日は「七夕」であり「ゆかたの日」。ポニーテールをしている横顔が7が並んだ形(77)に見えることと、ポニーテールはゆかた姿に似合うなどの理由から。
旧暦:6月13日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)

凶日。特に祝事は大凶。 六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁丑(ひのとうし/ていちゅう)
日家九星:五黄土星(ごおうどせい)
二十八宿:危宿(きしゅく)
壁塗り、船普請、酒造に吉。
衣類仕立て、高所作業に凶。
十二直:破(やぶる)
物事を突破する日。
訴訟、出陣、漁猟、服薬に吉。
祝い事、契約事は、凶。
二十四節気:小暑(しょうしょ)

二十四節気の一つ。
夏至から数えて15日目にあたり、梅雨が明け、強い日差しと共に気温が一気に上がる頃です。
日中の気温が上がり、湿度も高まるため、熱中症への注意が必要です。また、蝉の声が響き始め、蓮の花が見ごろを迎えるなど、夏の訪れを感じさせる風景が広がります。 なお、小暑から大暑の期間は「暑中」と呼ばれ、暑中見舞いを贈る時期とされています。
暑さを乗り切るために、しっかり食べ、体力をつけておきたい時季です。
二十四節気とは太陽の日長変化、地球に届く太陽の光量に関わる暦です。
1年の太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められています。春夏秋冬を6つに分けることで、1年を二十四に等分し、それぞれの季節に相応しい名がつけられています。
季節の訪れを一歩先んじて察知することができ、農耕作業をすすめるためには今も欠かすことのできない暦となっています。
七十二候:温風至(あつかぜいたる)

第三十一候。小暑の初候。
読んで字のごとく、夏の温かい風が吹く頃です。
梅雨明け頃は、湿った暖かい空気が流れ込みやすいため、突風や落雷が発生しやすくなります。
強い日差しと共に気温が一気に上がるので、体調など注意が必要な時季となります。
「温風至」の「温風」とは、梅雨明けの頃に吹く南風を指し、「白南風(しろはえ)」とも呼ばれます。一方、梅雨の期間中に吹く南風は「黒南風(くろはえ)」と呼ばれます。どちらも亜熱帯から吹き込む暖かく湿った風ですが、雨雲に覆われた梅雨空の下では「黒」、爽やかな青空が広がる中では「白」と、風に色を託して表現されています。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
十死日(じっしび)
受死日の次に凶日とされ、万事において凶とされる日です。
受死日と違い葬式も例外ではありません。
「十死一生日」「天殺日」などとも呼ばれ、十割命を落とす日といわれています。
選日:中犯土(なかづち)
大犯土(おおづち)と小犯土(こづち)の間の丁丑(ひのとうし)の日をいいます。 間日(まび)、犯土間日(つちまび)とも呼ばれ、この日は犯土には含まれません。あるいは犯土には含まれても犯土の禁忌は存在しないとされています。