令和07年05月21日(水)は?
小満(しょうまん)

二十四節気の一つ。
太陽の光を浴び、あらゆる生命がすくすく成長し満ち満ちていく頃。
日々気温が上昇するにつれて、あらゆる命が力強く成長していきます。畑では麦がたわわに穂を実らせ、野山や木々の青葉も次第にその彩りを深めていきます。
田植えの準備が始まる時期でもあり、西日本では「走り梅雨」が見られる季節です。この「走り梅雨」とは、梅雨入り前に先走るように雨が降り、ぐずついた天候が続く現象のことを指します。
通常、この走り梅雨が過ぎると晴れた日々が続き、その後、本格的な梅雨に突入します。
ボン・ジョヴィの日

「イッツ・マイ・ライフ」や「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」など数々の名曲で世界的な人気を誇るアメリカのロックバンド、ボン・ジョヴィ。2024年にはデビュー40周年を迎えることを記念して、ユニバーサルミュージック合同会社が制定しました。
この記念日は、彼らのファーストアルバム『夜明けのランナウェイ』(原題:Bon Jovi)が日本で発売された1984年5月21日にちなんでいます。
ニキビの日

大阪市に本社を構える、皮膚科学に特化した製薬会社であるマルホ株式会社が制定しました。
古くから「青春のシンボル」とも言われてきたニキビですが、疾患としての認識が低いため、治療をしないことでニキビ痕が残るリスクがあります。この記念日の目的は、「ニキビは疾患であり、皮膚科で治療が可能」であることを多くの人々に知ってもらうこと。
日付は5と21を用いた語呂合わせ「いつも(5)ニキビは(2)皮膚科へ(1)」に由来します。また、「ニキビの日」は疾患啓発の重要性を伝えるため、塩野義製薬株式会社やガルデルマ株式会社からの意志を受け継ぎ、現在はマルホ株式会社によって制定されています。
旧暦:4月24日
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚寅(かのえとら/こういん)

寅の日は、十二支の寅にあたる、12日ごとに巡ってくる縁起の良い日です。特に金運に縁があるとされ、「金運招来日」とも呼ばれています。
なぜ寅の日に金運が良いのか?
虎は古来より、金色に縞模様が輝く姿から金運の象徴とされてきました。また、邪気を払い、人々を守る神聖な動物としても考えられています。そのため、寅の日には財布の購入や宝くじの購入など、お金に関することをすると良いとされています。
寅の日は毘沙門天の縁日
毘沙門天は財福の神様として広く信仰されています。寅の日は毘沙門天の縁日でもあるため、毘沙門天を祀る神社や寺院にお参りすることで、金運や開運、商売繁盛などのご利益があるとされています。
特に、寅年の寅の月、寅の日にお参りすると、より大きな力を得られると言われています。
寅の日にすると良いこと
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- 財布の購入や使い始め
- 宝くじの購入
- 開業・開設
- 旅行や引越し
- 車や家具などの納入
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寅の日に避けるべきこと
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- 結婚:虎の「千里を行って千里を帰る」という特性から、元の状態に戻ることを連想させるため、離婚につながると言われています。
- 葬式:亡くなった人が戻ってきてしまうというイメージがあるため、避けるべきとされています。
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2025年の寅の日
2025年の残りの寅の日は以下の通りです。
05月21日(水)
06月02日(月)・14日(土)・26日(木)
07月08日(火)・20日(日)
08月01日(金)・13日(水)・25日(月)
09月06日(土)・18日(木)・30日(火)
10月12日(日)・24日 (金)
11月05日(水)・17日(月)・29日(土)
12月11日(木)・23日 (火)
寅の日に関連する行動を計画する際は、これらの日付を参考にしてください。
金運アップや願い事成就を祈って、寅の日を有意義にお過ごしください。
日家九星:三碧木星(さんぺきもくせい)
二十八宿:奎宿(けいしゅく)
開店、文芸開始、樹木植替えに吉。
十二直:納(おさん)
物事を納める日。
収穫、商品購入は吉。
結婚、見合いは凶。
七十二候:蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

第二十二候。小満の初候。
蚕の幼虫が卵から孵化し、盛んに桑の葉を食べ始める時期。
この幼虫たちは約ひと月後、体の周りに白い糸を吐き出して繭をつむぎます。私たちはその繭から、美しい絹糸をいただくことができます。絹は古代から現代に至るまで、衣類をはじめとした生活の重要な素材として活躍しています。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。
「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。
特に婚礼は大吉とされています。
月徳日(つきとくにち)
七箇の善日の一つ。
月徳日は、「その月の福徳を得られる」とされる吉日で、万事に吉とされる縁起の良い日です。
特に造作や土に関わる事柄と相性が良いとされています。
滅門日(めつもんにち)
三箇の悪日といい、凶日。
陰陽道で、百事に凶であるという日。滅日。
この日に事をなすと、その家門は滅亡するといわれる。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。
この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。 5月21日は、午前4時前後の2~3時間。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。