令和07年04月17日(木)は?
春土用

「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。
「春土用」は「立夏(5月5日)」前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
春土用には、「戌の日(いぬのひ)」に「い」のつく食べ物や「白い食べ物」を食べると良いと言われています。「い」のつく食べ物としては、いわし、いくら、いか、いちご、いも、いんげん豆、いなり寿司などがあり、白い食べ物としては豆腐、しらす、かぶ、大根、白米などがあります。
クイーンの日(QUEENの日)

イギリスの伝説的ロックバンド「クイーン」は、「ボヘミアン・ラプソディ」「キラー・クイーン」「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」など、数々の名曲を生み出しました。彼らの初来日から40周年を記念し、ユニバーサルミュージック合同会社によって記念日が制定されました。
日付は、1975年4月17日――彼らが初めて羽田空港へ降り立った日です。
なすび記念日

冬春なすの主産6県(高知園芸連、全農ふくれん、熊本経済連、全農岡山、佐賀経済連、全農徳島)で構成する冬春なす主産県協議会が制定。
冬春なすのPRが目的。
日付は冬春なすの最盛期であり、4と17を「よいなす」と読む語呂合わせから。
旧暦:3月20日
六曜:仏滅(ぶつめつ)

万事凶。葬式や法事は構わない。
「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日。
具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。
ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丙辰(ひのえたつ/へいしん)
日家九星:五黄土星(ごおうどせい)
二十八宿:奎宿(けいしゅく)
開店、文芸開始、樹木植替えに吉。
十二直:建(たつ)
「万物を建て生じる日」という意味があり、よろず大吉の日。
ただし、動土(地面を掘り返して土を動かす)、蔵開きは凶。
七十二候:虹始見(にじはじめてあらわる)

第十五候。清明末候。
冬の間見かけなかった虹が現われ始める頃。
春が深まるにつれて、空気に次第に潤いが戻り、雨上がりの景色がいっそう魅力的になります。この季節、ふとした瞬間に現れる虹は、雲間から差す柔らかな光によって、不意に浮かび上がるように見え、自然が奏でる一期一会の光景そのものです。
一般に「虹」といえば夏の季語として親しまれていますが、特に「初虹」とは、その年初めて現れる虹を指します。春の柔らかな陽光の中で姿を現す初虹は、寒さから解放され始めた大地が新たな季節の息吹を感じさせる、心温まる自然のサインともいえます。
なお、春の陽光は夏程の力強さはなく、初虹はそのために淡く儚い輝きを放ちます。しかし、その控えめな美しさこそが、季節の繊細な趣と、移ろいゆく自然の情緒を一層引き立て、見る者の心に深い印象を残すのです。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。
4月17日は、午前2時前後の2~3時間。
選日:八専の間日(はっせんのまび)
八専の期間のうち、八専の影響を受けない日。
八専とは、陰暦の壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)までの十二日間のうち、丑・辰・午・戌の四日を除く八日間。一年に六回あり、この期間は雨が多いとされます。また、嫁取り、造作、売買、仏事などを避けるべきとされています。
本日は「辰」の日の間日。