令和07年03月29日(土)は?

 


マリモの日

Designer作:マリモお嬢様

 

3月29日は、北海道・阿寒湖に生息するマリモが国の特別天然記念物に指定されたことを記念する「マリモの日」です。この指定が行われた1952年(昭和27年)は、日本の自然保護においても重要な節目となりました。 マリモ(毬藻)は、淡水性の緑藻の一種で、美しい球状の集合体を形成することで知られています。日本国内では、北海道から本州の東北地方および関西地方の湖沼に生息しており、1897年(明治30年)に札幌農学校(現在の北海道大学)の植物学者・川上瀧彌によって、阿寒湖の尻駒別湾で初めて確認されました。この発見を契機に、マリモは注目される存在となり、今日でも多くの人々に愛されています

特別天然記念物に指定されている阿寒湖のマリモは、直径が最大約30cmにもなる大きな個体が確認されており、そのビロードのような柔らかな質感と美しい球状の形状が特徴です。このユニークな姿は、阿寒湖ならではの穏やかな水流と適切な環境によって育まれています。

さらに、阿寒湖のマリモは特別天然記念物であるだけでなく、環境省から絶滅危惧種にも指定されています。限られた生育条件を持つため、清浄な水質と安定した環境の維持が必要であり、保護活動が継続的に行われています。

 


作業服の日

Designer作:サムアップニキ
Designer作:サムアップニキ

 

日本は「ものづくり大国」として知られ、多くの労働者が第二次産業に従事しています。彼ら作業服姿の人々は、日本経済を支える重要な存在です。その努力に感謝の意を表し、新年度のスタートとなる4月1日から新しい作業服でさらに意欲を高めてもらいたいという願いを込めて、埼玉県川口市に本社を置く「まいど屋」株式会社が制定しました。

この記念日は、3と29の語呂合わせで「作業服」と読めることに由来しています。

 


クレープの日

Designer作:クレープ大好きネキ
Designer作:クレープ大好きネキ

 

クレープをもっと身近なおやつにしたいとの願いから、さまざまなケーキ、スイーツを製造販売している株式会社モンテールが制定

日付は数字の9がクレープを巻いている形に似ていることから。毎月9日、19日、29日と、9の付く日を記念日とすることでより多くの人にクレープの美味しさを知ってもらうことが目的

 


旧暦:3月1日

 


六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)

何事も控えめに平静を保つ日

先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶午後(14時以降)は吉と言われています。

「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。

「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

 


日干支:丁酉(ひのととり/ていゆう)

 


日家九星:四緑木星(しろくもくせい)

 


二十八宿:柳宿(りゅうしゅく)

物事を断るのに
結婚、開店、葬式に

 


十二直:破(やぶる)

Designer作:破
Designer作:破

 

物事を突破する日

訴訟、出陣、漁猟、服薬に
祝い事、契約事は、

 


七十二候:桜始開(さくらはじめてひらく)

Designer作:花見酒
Designer作:花見酒

 

第十一候。春分の次候。

桜の花が咲き始める頃。

寒い日とあたたかい日が交互に訪れる時期で、各地では桜の開花宣言が聞こえてきます。

桜は古くから日本人にとって特別で大切な花で、平安時代から花見といえば桜を鑑賞することを指していました。

桜の「開花」とは、各地の気象台が観測している標本木で、花が5〜6輪ほど咲き始めた状態を指します。 さらに、「満開」とは、つぼみの約8割以上が開いた状態のことを意味します。 お花見のベストな時期は、開花から約1週間ほどが目安ですが、桜の種類や標高、日当たり、天気などによって異なる場合があります。

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

 


暦中下段:神吉日(かみよしにち)

七箇の善日の一つ

神社の祭礼、ご祈祷神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日

 


選日:

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

Designer作:巨大おにぎりを喰らう女
Designer作:巨大おにぎりを喰らう女

 

一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。

開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。

一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。

 

不成就日(ふじょうじゅび)

何事も成就しない

特に、婚姻事、新規事には向いていない。

 

天一天上(てんいちてんじょう)

方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間

癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。

この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。

天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。

 


 

 


 


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