令和07年03月27日(木)は?
さくらの日

日本さくらの会が1992年(平成4年)に制定したこの日は、日本を象徴する花である桜への関心を高めるとともに、花と緑が豊かに息づく国土を築くことを目的としています。さらに、七十二候の「桜始開」にあたる時期であり、「咲く」の語呂合わせ(3×9=27)にちなんで、3月27日が選ばれました。
祈りの日

全日本宗教用具協同組合によって制定されたこの日は、宗教用具を通じて「祈り」の文化を幅広い世代に広めることを目的としています。
日付は『日本書紀』に記載された詔に由来し、「諸国の家ごとに佛舎(ほとけのみや)を作り、そこに佛像と経を安置して礼拝供養せよ」と記された、その日が当時の暦で3月27日であったことにちなみます。
世界演劇の日

ユネスコの外郭団体である国際演劇協会(ITI)が制定したこの日は、1962年にパリで第1回シアター・オブ・ネイションズ(諸国民演劇祭)が開催されたことに由来しています。
世界中の舞台関係者が舞台芸術への想いを共有する日とすることを目的としています。
旧暦:2月28日
六曜:大安(たいあん・だいあん)

万事大吉。特に婚礼に良い。
「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚辰(かのえたつ/こうしん)
日家九星:二黒土星(じこくどせい)
二十八宿:井宿(せいしゅく)
神仏詣、種蒔き、動土、普請が吉。
衣類仕立てに凶。
十二直:定(さだん)
善悪が定まる日。
家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、吉。
訴訟、樹木の植え替え、旅行は、凶。
七十二候:桜始開(さくらはじめてひらく)

第十一候。春分の次候。
桜の花が咲き始める頃。
寒い日とあたたかい日が交互に訪れる時期で、各地では桜の開花宣言が聞こえてきます。
桜は古くから日本人にとって特別で大切な花で、平安時代から花見といえば桜を鑑賞することを指していました。
桜の「開花」とは、各地の気象台が観測している標本木で、花が5〜6輪ほど咲き始めた状態を指します。 さらに、「満開」とは、つぼみの約8割以上が開いた状態のことを意味します。 お花見のベストな時期は、開花から約1週間ほどが目安ですが、桜の種類や標高、日当たり、天気などによって異なる場合があります。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
血忌日(ちいみにち)
「血忌」は、うしかい座の星である梗河星(こうかせい)の精のことで、殺伐の気を司ると言われています。
血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術などに凶の日。
復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になるとされています。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。
癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。
天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。