令和07年03月24日(月)は?
ホスピタリティ・デー

思いやりやおもてなしといった「ホスピタリティ」の精神を広めることを目的として、NPO法人日本ホスピタリティ推進協会(旧称・日本ホスピタリティ協会)が1994年3月24日に制定しました。この日は、日常生活の中で他人に対して思いやりの心をほんの少しでも実践する日と位置づけ、その普及を目指しています。
日付の由来は、「3」が新たな創造や自己表現を象徴し、「2」が思いやりや協力を意味し、「4」が全体を支える基盤を示す数字とされることから、この3つの要素を組み合わせた3月24日が選ばれました。
恩師の日(「仰げば尊し」の日)

京都府八幡市の山中宗一氏によって制定されました。
この日は、学校時代の先生はもちろん、人生の中で師と仰ぎ「恩師」と呼べる方に、唱歌『仰げば尊し』の歌詞に込められた感謝の気持ちを表して、お礼の手紙を書く日です。「恩師への感謝の思いを忘れずに生きていこう」という願いが込められています。
日付は、各学校で卒業式が行われる時期にあたる3月24日が選ばれました。
人力車発祥の日(日本橋人力車の日)

明治3年(1870年)3月24日、人力車の発明に携わった3人(鈴木徳次郎、高山幸助、和泉要助)は、東京府から人力車の製造と営業の許可を得て、日本橋のたもとで営業を開始しました。この歴史的な日を記念して、人力車の営業活動を行う「くるま屋日本橋」が制定したものです。
人力車は、観光地やイベントで人気の乗り物であり、環境に優しい移動手段としても高い評価を受けています。「くるま屋日本橋」は、東京の日本橋・京橋まつりなどに積極的に参加し、人力車の魅力を広める活動を行っています。
旧暦:2月25日
六曜:友引(ともびき・ゆういん)

良い意味でも悪い意味でも友を導く、とされる日。 祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:壬辰(みずのえたつ/じんしん)
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:畢宿(ひっしゅく)
稽古始め、運搬初めに吉。
造作、衣類着始めに凶。
十二直:除(のぞく)
万物を折衝して百凶を除き去る日(障害を取り除いてくれる日)ということで、「除く」と言われています。
井戸掘り、治療開始、祭祀などは吉。
婚礼、動土(地面を掘り返して土を動かす)は凶。
七十二候:雀始巣(すずめはじめてすくう)

第十候。春分の初候。
雀が巣作りを始める頃。
この時期、雀たちの繁殖期を迎え、せっせと巣作りに励みます。
雀は、人家の壁の隙間や瓦の下、さらには交通標識のパイプといった身近な場所に、枯れ草や藁、動物の毛などを巧みに組み合わせ、器用に巣を作ります。
春から夏にかけ、昼の時間が徐々に延びるこの季節は、雀にとって大切な繁殖期です。早朝から夕方にかけ、せっせと枯草や毛を集めながら、新たな生命を宿すための巣作りに励むのです。
また、「雀の巣」や、春に生まれる雀のひな「雀の子」は、春を象徴する季語としても親しまれています。ひなのくちばしが黄色みを帯びていることから「黄雀」と呼ばれることもあり、田畑や住居の近くに棲む雀は、古くから日本人にとって最も身近な野鳥とされています。俳句や民話など、さまざまな文化表現の中にも度々姿を現し、人々の心に温かい印象を刻んできました。
さらに、雀は他の鳥の大きさや特徴を比較する際の基準としても利用されるため、「ものさし鳥」という愛称も持たれています。一方で、秋の収穫期には稲穂をついばむいたずら者として嫌われがちですが、そのふっくらとした体形や優しい鳴き声は、言い表せないほど魅力的で可愛らしいものです。
このように、雀始巣は自然の営みを背景にしながら、人々の生活や文化に深く根付いた現象として、多くの情緒や物語を呼び起こします。さらに、他の季節の節目である夏至、秋分、冬至と合わせて考えると、自然と人間との繋がりの深さを改めて感じさせられるのではないでしょうか。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
受死日(じゅしにち)
この日は最悪の大凶日とされ、暦面には黒点をもって示されることから、黒日(くろび)とも言われています。 この日には他の暦注は一切見る必要がないと言われており、この日に病を患えば必ず死ぬとまで言われています。
病気見舞い、服薬、針灸、旅行が特に凶とされていますが、葬式だけは差し支えないとされています。
五墓日(ごむにち)
五つの墓を意味する凶日。
この日に葬儀を行うと、墓が五つ並ぶ(五人が死ぬ日)とされています。
家造りには支障はありませんが、動土、地固め、築墓、種蒔きなど土にまつわることや、葬儀は凶とされています。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。