令和07年03月23日(日)は?
世界気象デー
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1950年3月23日、世界気象機関条約の発効に伴い、国連の専門機関である世界気象機関(WMO)が正式に発足しました。この出来事を記念し、1960年に「世界気象デー」が制定されました。
この日の主な目的は:
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- 気象科学の普及と啓発
気象学が日常生活だけでなく、災害対策や環境保護、エネルギー政策などに与える影響は非常に大きいです。気象に関する最新の研究成果や技術の進歩を紹介し、一般の人々にもその重要性を伝える場となっています。 - 国際協力の促進
気候変動や異常気象は国境を越えて影響を及ぼすため、各国の気象機関や研究者、政策担当者が情報や技術、知識を共有することが不可欠です。この日を通じて、国際的な連携がより一層強化されます。 - 気候変動や災害リスクへの対応意識の向上
最近の気候変動や自然災害の影響を踏まえ、被害軽減や予防策への取り組みが求められています。世界気象デーは、こうした問題に対する意識を高め、未来に向けた具体的な行動を促す機会ともなっています。
- 気象科学の普及と啓発
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また、毎年WMOはその年度の注目すべき課題に沿ったテーマを発表します。これにより、例えば水資源の管理、異常気象の予測技術、気候変動への適応など、現代社会が直面する多様な問題が強調され、国際社会全体で議論と連携が深まります。
裏旬ぶどうの日

日本とニュージーランドの2つの拠点で、日本品種の高級ぶどうを栽培・販売する株式会社GREENCOLLARがこの記念日を制定しました。
同社では、日本品種のクラフトぶどう「極旬」を山梨県とニュージーランドで育てています。ニュージーランドでは日本と季節が反対であり、ぶどうは冬から春にかけて旬を迎えるため、「裏旬」と名付けられました。この記念日には、「裏旬」をより多くの人に知ってもらい、新たな旬を楽しく味わってもらいたいという想いが込められています。
日付は、3月が裏旬ぶどうの出荷ピークにあたり、日本でも味わえる時期であること、そして「ふ(2)さ(3)」というぶどうの房にちなんだ語呂合わせから、3月23日に設定されました。
スジャータの日

愛知県名古屋市に本社を構え、乳製品を中心とした食品事業を展開するスジャータめいらくグループがこの記念日を制定しました。同社の代表的な商品である「スジャータ」は、コーヒーのおいしさを引き立てるコーヒーフレッシュとして広く親しまれています。
この記念日は、多彩なスジャータ製品の魅力をPRすることを目的としています。
日付は、1976年3月23日に「褐色の恋人 スジャータ」として初めて発売された日を記念したもので、2021年には発売45周年を迎えました。
旧暦:2月24日
六曜:先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)
急ぐことは吉。午前は吉、午後は凶。
先勝には「先んずれば必ず勝つ」という意味があり、「万事において急ぐと良いことがある」とされる日。勝負事にも良く、先手必勝とも言われますが、時間帯によって吉凶が変わり、午前(14時)までが吉、午後からは凶となります。
葬儀などの弔事を行っても問題はないとされていますが、お通夜に限っては夕方から始まり夜通し続くこと、加えて翌日は友を引き連れる「友引」の日になってしまうため、営むことを避けるべきと考えられています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:辛卯(かのとう/しんぼう)
日家九星:七赤金星(しちせききんせい)
二十八宿:昴宿(ぼうしゅく)
神仏詣、祝い事、開店に吉。
十二直:建(たつ)
「万物を建て生じる日」という意味があり、よろず大吉の日。
ただし、動土(地面を掘り返して土を動かす)、蔵開きは凶。
七十二候:雀始巣(すずめはじめてすくう)

第十候。春分の初候。
雀が巣作りを始める頃。
この時期、雀たちの繁殖期を迎え、せっせと巣作りに励みます。
雀は、人家の壁の隙間や瓦の下、さらには交通標識のパイプといった身近な場所に、枯れ草や藁、動物の毛などを巧みに組み合わせ、器用に巣を作ります。
春から夏にかけ、昼の時間が徐々に延びるこの季節は、雀にとって大切な繁殖期です。早朝から夕方にかけ、せっせと枯草や毛を集めながら、新たな生命を宿すための巣作りに励むのです。
また、「雀の巣」や、春に生まれる雀のひな「雀の子」は、春を象徴する季語としても親しまれています。ひなのくちばしが黄色みを帯びていることから「黄雀」と呼ばれることもあり、田畑や住居の近くに棲む雀は、古くから日本人にとって最も身近な野鳥とされています。俳句や民話など、さまざまな文化表現の中にも度々姿を現し、人々の心に温かい印象を刻んできました。
さらに、雀は他の鳥の大きさや特徴を比較する際の基準としても利用されるため、「ものさし鳥」という愛称も持たれています。一方で、秋の収穫期には稲穂をついばむいたずら者として嫌われがちですが、そのふっくらとした体形や優しい鳴き声は、言い表せないほど魅力的で可愛らしいものです。
このように、雀始巣は自然の営みを背景にしながら、人々の生活や文化に深く根付いた現象として、多くの情緒や物語を呼び起こします。さらに、他の季節の節目である夏至、秋分、冬至と合わせて考えると、自然と人間との繋がりの深さを改めて感じさせられるのではないでしょうか。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:彼岸(ひがん)

真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、前後3日を合わせた七日間。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」といいます。
仏教では、私たちの住む煩悩の世界を此方(こちら)の岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界を彼方(あちら)の岸、と考えられていて、此方の岸を「此岸(しがん)」、彼方の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。
この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。中日に夕陽を拝むと功徳があるといわれています。
この習慣は仏教にはなく、日本独自のものです。
お寺では、この期間「彼岸会(ひがんえ)」の法要が営われます。
暦中下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になるとされています。
天火日(てんかにち)
五行説における、「天火」のエネルギーの強い日で、屋根葺き、棟上げをすると火災が起きると言われています。
かまど造り・種まきなどを忌む。
狼藉日(ろうしゃくにち)
大禍日、滅門日とともに三箇の悪日の一つ。
この日を慎まずに過ごすと、万事に失敗すると言われています。
天火日と全く同じ日取りとなります。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。