令和07年03月22日(土)は?
工場扇の日

業務用扇風機のパイオニアとして知られる株式会社スイデン(本社:大阪市)が制定しました。
この記念日は、職場での熱中症対策を促進し、「工場扇」のさらなる普及を通じて快適な職場環境を創造することを目的としています。
日付は、同社の創業者・川合雄三氏が工業用扇風機を「工場扇」と命名し、広く世に広めたことを記念して、創業日である1947年3月22日に設定されました。
面発光レーザーの日

公益社団法人応用物理学会微小光学研究会が制定しました。
「面発光レーザー」は基板と垂直にレーザービームを放射する半導体レーザーのことで、東京工業大学名誉教授である伊賀健一氏によって発明されました。この技術は現在、LANやコンピューターマウス、レーザープリンター、顔認証など多くの分野で活用され、世界的な認知を得ています。
この記念日を通じ、日本初の技術である面発光レーザーの貢献度や実用性を国内外に広くアピールし、さらなる研究開発や応用分野の拡大を目指すことが目的です。
日付は、伊賀健一氏が東京工業大学で研究を行い、1977年3月22日に面発光レーザーを発案し、そのアイデアを研究ノートに記録したことに由来しています。
放送記念日

1925年(大正14年)の3月22日、東京・芝浦に設けられた東京放送局の仮スタジオから、日本初のラジオ仮放送が行われました。この出来事を記念し、NHKが1943年(昭和18年)に記念日として制定しました。
仮放送当日の第一声は「アー、アー、アー、聞こえますか」だったそうです。
旧暦:2月23日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)
凶日。特に祝事は大凶。 六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚寅(かのえとら/こういん)

寅の日は、十二支の寅にあたる、12日ごとに巡ってくる縁起の良い日です。特に金運に縁があるとされ、「金運招来日」とも呼ばれています。
なぜ寅の日に金運が良いのか?
虎は古来より、金色に縞模様が輝く姿から金運の象徴とされてきました。また、邪気を払い、人々を守る神聖な動物としても考えられています。そのため、寅の日には財布の購入や宝くじの購入など、お金に関することをすると良いとされています。
寅の日は毘沙門天の縁日
毘沙門天は財福の神様として広く信仰されています。寅の日は毘沙門天の縁日でもあるため、毘沙門天を祀る神社や寺院にお参りすることで、金運や開運、商売繁盛などのご利益があるとされています。
特に、寅年の寅の月、寅の日にお参りすると、より大きな力を得られると言われています。
寅の日にすると良いこと
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- 財布の購入や使い始め
- 宝くじの購入
- 開業・開設
- 旅行や引越し
- 車や家具などの納入
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寅の日に避けるべきこと
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- 結婚:虎の「千里を行って千里を帰る」という特性から、元の状態に戻ることを連想させるため、離婚につながると言われています。
- 葬式:亡くなった人が戻ってきてしまうというイメージがあるため、避けるべきとされています。
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2025年の寅の日
2025年の残りの寅の日は以下の通りです。
03月22日(土)
04月03日(木)・15日(火)・27日(日)
05月09日(金)・21日(水)
06月02日(月)・14日(土)・26日(木)
07月08日(火)・20日(日)
08月01日(金)・13日(水)・25日(月)
09月06日(土)・18日(木)・30日(火)
10月12日(日)・24日 (金)
11月05日(水)・17日(月)・29日(土)
12月11日(木)・23日 (火)
寅の日に関連する行動を計画する際は、これらの日付を参考にしてください。
金運アップや願い事成就を祈って、寅の日を有意義にお過ごしください。
日家九星:六白金星(ろっぱくきんせい)
二十八宿:胃宿(いしゅく)
開店、移転、求職に吉。
十二直:閉(とづ・とず)
陰陽の気が閉じ塞がって、通れない日。
建墓、池を埋める、穴を塞ぐ、金銭の収納、修繕、葬式は吉。
棟上げ、婚礼、開店、開業、祭事、祝い事、事始めは凶。
七十二候:雀始巣(すずめはじめてすくう)
第十候。春分の初候。
雀が巣作りを始める頃。
この時期、雀たちの繁殖期を迎え、せっせと巣作りに励みます。
雀は、人家の壁の隙間や瓦の下、さらには交通標識のパイプといった身近な場所に、枯れ草や藁、動物の毛などを巧みに組み合わせ、器用に巣を作ります。
春から夏にかけ、昼の時間が徐々に延びるこの季節は、雀にとって大切な繁殖期です。早朝から夕方にかけ、せっせと枯草や毛を集めながら、新たな生命を宿すための巣作りに励むのです。
また、「雀の巣」や、春に生まれる雀のひな「雀の子」は、春を象徴する季語としても親しまれています。ひなのくちばしが黄色みを帯びていることから「黄雀」と呼ばれることもあり、田畑や住居の近くに棲む雀は、古くから日本人にとって最も身近な野鳥とされています。俳句や民話など、さまざまな文化表現の中にも度々姿を現し、人々の心に温かい印象を刻んできました。
さらに、雀は他の鳥の大きさや特徴を比較する際の基準としても利用されるため、「ものさし鳥」という愛称も持たれています。一方で、秋の収穫期には稲穂をついばむいたずら者として嫌われがちですが、そのふっくらとした体形や優しい鳴き声は、言い表せないほど魅力的で可愛らしいものです。
このように、雀始巣は自然の営みを背景にしながら、人々の生活や文化に深く根付いた現象として、多くの情緒や物語を呼び起こします。さらに、他の季節の節目である夏至、秋分、冬至と合わせて考えると、自然と人間との繋がりの深さを改めて感じさせられるのではないでしょうか。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:彼岸(ひがん)
真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、前後3日を合わせた七日間。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」といいます。
仏教では、私たちの住む煩悩の世界を此方(こちら)の岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界を彼方(あちら)の岸、と考えられていて、此方の岸を「此岸(しがん)」、彼方の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。
この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。中日に夕陽を拝むと功徳があるといわれています。
この習慣は仏教にはなく、日本独自のものです。
お寺では、この期間「彼岸会(ひがんえ)」の法要が営われます。
暦中下段:帰忌日(きこにち)
「帰忌」とは天棓星(てんぼうせい)の精のことで、この帰忌が地上に降り、人家の門戸を塞ぎ帰宅を妨害するとされる日。
里帰り、旅行帰り、金品の返却など、帰宅に関することが凶とされる。
選日:
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。
開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。
一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。
三隣亡(さんりんぼう)
土木建築の凶日であり、建築に関わることをしてはいけないとされる日です。
この日に建築にまつわることをすると、その家だけでなく三軒隣りまで亡ぼすといわれています。
十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。
この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。