令和07年03月21日(金)は?

 

 

日南一本釣りかつおの日

Designer作:釣果を喜ぶ男たち
Designer作:釣果を喜ぶ男たち

 

宮崎県日南市の「日本農業遺産日南かつお一本釣り漁業保全推進協議会」が制定しました。

この日は、**日本農業遺産に認定された日南市のかつお一本釣り漁業の認知度を向上させるとともに、かつおの販売促進や初かつおの赤身の美味しさを広く知ってもらうことを目的**としています。

かつお一本釣りは、一匹ずつ釣り竿を使う昔ながらの伝統漁法であり、水産資源への負担が少なく、次世代に豊かな資源を残すことができる持続可能な技術です。また、この方法で釣り上げられるかつおは、傷がつきにくいという特徴があります。

日付は、日南市で初かつおの水揚げが最盛期を迎える3月を基準に、「に(2)ちなん」と「一本(1)釣りかつお」の語呂合わせから3月21日に決定されました。

 

アジフライの日

Designer作:アジフライをどんだけ説明しても伝わらず、これが最後だとうなずいた画像
Designer作:アジフライをどんだけ説明しても伝わらず、これが最後だとうなずいた画像

 

鳥取県境港市に本社を構える株式会社角屋食品が制定しました。同社は「日本一のアジフライカンパニー」を目指して活動を続けています。

庶民的な味として親しまれている「アジフライ」を、日本のソウルフードとして多くの人に楽しんでもらうことを目的としています。特に、真アジの美味しさ、衣との絶妙な相性、揚げたてならではのサクサクとした食感など、アジフライの魅力をより広く知っていただくことを願っています。さらに、この記念日を通じて「アジフライ」の普及だけでなく、海洋資源の保護にも関心を寄せていただきたいという思いが込められています。

日付の由来は、「アジ」を表す漢字「鯵」(魚へんに参)が3月を示し、「フ(2)ライ(1)」という語呂合わせを組み合わせたもの。

 

 

日本手ぬぐいの日

Gemini作:ほっかむりの女
Gemini作:ほっかむりの女

 

大阪府堺市に拠点を置き、注染手ぬぐいの製造・販売を行う株式会社ナカニが制定しました。地場産業の魅力を発信するとともに、手ぬぐい文化の発展と継承を目的としています。

日付は、春の訪れとともに手ぬぐいの需要が高まり、生産が活発になる時期であることから、春分の日にあたることも多い3月21日と定められました。

株式会社ナカニでは、伝統的な注染の技法を活かして、新たな個性的な手ぬぐいブランド「にじゆら」を展開しており、幅広い業界から注目を集めています。

 

 

旧暦:2月22日

 

 

六曜:大安(たいあん・だいあん)

Designer作:とても穏やかで不安がない感じで眠る猫
Designer作:とても穏やかで不安がない感じで眠る猫

 

万事大吉特に婚礼に良い

「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。

また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。

 

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。

「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

 

 

日干支:己丑(つちのとうし/きちゅう)

 

 

日家九星:五黄土星(ごおうどせい)

 

 

二十八宿:婁宿(ろうしゅく)

動土、造園、造作、縁談、契約、衣類の仕立てに

 

 

十二直:開(ひらく)

運が開ける日。

入学、開業、造作、婚礼、出張等は
葬式等は

 

 

七十二候:雀始巣(すずめはじめてすくう)

Designer作:雀
Designer作:雀

 

第十候。春分の初候。

雀が巣作りを始める頃。

この時期、雀たちの繁殖期を迎え、せっせと巣作りに励みます。

雀は、人家の壁の隙間や瓦の下、さらには交通標識のパイプといった身近な場所に、枯れ草や藁、動物の毛などを巧みに組み合わせ、器用に巣を作ります。

春から夏にかけ、昼の時間が徐々に延びるこの季節は、雀にとって大切な繁殖期です。早朝から夕方にかけ、せっせと枯草や毛を集めながら、新たな生命を宿すための巣作りに励むのです。

また、「雀の巣」や、春に生まれる雀のひな「雀の子」は、春を象徴する季語としても親しまれています。ひなのくちばしが黄色みを帯びていることから「黄雀」と呼ばれることもあり、田畑や住居の近くに棲む雀は、古くから日本人にとって最も身近な野鳥とされています。俳句や民話など、さまざまな文化表現の中にも度々姿を現し、人々の心に温かい印象を刻んできました。

さらに、雀は他の鳥の大きさや特徴を比較する際の基準としても利用されるため、「ものさし鳥」という愛称も持たれています。一方で、秋の収穫期には稲穂をついばむいたずら者として嫌われがちですが、そのふっくらとした体形や優しい鳴き声は、言い表せないほど魅力的で可愛らしいものです。

このように、雀始巣は自然の営みを背景にしながら、人々の生活や文化に深く根付いた現象として、多くの情緒や物語を呼び起こします。さらに、他の季節の節目である夏至、秋分、冬至と合わせて考えると、自然と人間との繋がりの深さを改めて感じさせられるのではないでしょうか。

 

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

 

 

雑節:彼岸(ひがん)

真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、前後3日を合わせた七日間

最初の日を「彼岸の入り」最後の日を「彼岸明け」といいます。

仏教では、私たちの住む煩悩の世界を此方(こちら)の岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界を彼方(あちら)の岸、と考えられていて、此方の岸を「此岸(しがん)」、彼方の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。

この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。中日に夕陽を拝むと功徳があるといわれています。

この習慣は仏教にはなく、日本独自のものです。

お寺では、この期間「彼岸会(ひがんえ)」の法要が営われます。

 

 

選日:十方暮(じっぽうぐれ)

六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。

結婚、相談事に凶とされる。

 

 


 

 


 


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