令和07年03月20日(木)は?

 

 

春分の日

Designer作:自然を讃え、生き物を慈しむ仙人のようなお方
Designer作:自然を讃え、生き物を慈しむ仙人のようなお方

 

日本の国民の祝日の一つで、祝日法に基づき、天文観測によって春分の日が選定され、休日とされています。通常、3月20日または3月21日のいずれかが指定されます。

1948年(昭和23年)に公布・施行された「国民の祝日に関する法律」(昭和23年法律第178号)によって制定され、同法第2条では、「自然を讃え、生き物を慈しむことをその趣旨」としています。

また、春分の日を中心とした前後三日間は『春の彼岸』と呼ばれ、多くの人々が先祖を敬い、墓参りを行う時期となっています。

 

 

さつま揚げ(つけあげ)の日

Designer作:さつま揚げを食べる薩摩男子
Designer作:さつま揚げを食べる薩摩男子

 

鹿児島県指宿市に本社を構える株式会社シュウエイ(屋号:小田口屋)は、さつま揚げ、かまぼこ、惣菜などの食品の製造・販売を手がける企業です。同社が、鹿児島の特産品であるさつま揚げ(つけあげ)の認知度向上と、その食文化を後世に伝えることを目的に制定しました。

日付は、数字の「3」と「20」を組み合わせた「さ(3)つ(2)まる(0)」という語呂合わせで決定。また、卒業、進学、就職など人生の節目となるイベントが多いこの時期に、さつま揚げを通じて運気を『揚げ(上げ)』てもらいたいという願いも込められています。

 

 

サブレの日

Designer作:サブレと紅茶を愉しむ淑女たち
Designer作:サブレと紅茶を愉しむ淑女たち

 

バター風味とサクッとした食感が特徴のクッキー、サブレ。その一つであるココナッツサブレの製造・販売を手がける日清シスコ株式会社が、この記念日を制定しました。

日付は「サ(3)ブ(2)レ(0)」という語呂合わせから。

 

 

旧暦:2月21日

 

 

六曜:仏滅(ぶつめつ)

Designer作:それまでの物事が滅び、新しく始まる様子
Designer作:それまでの物事が滅び、新しく始まる様子

 

万事凶。葬式や法事は構わない。

「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日。

具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。

ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。

 

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。

「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

 

 

日干支:戊子(つちのえね/ぼし)

 

 

日家九星:四緑木星(しろくもくせい)

 

 

二十八宿:奎宿(けいしゅく)

開店、文芸開始、樹木植替えに

 

 

十二直:納(おさん)

物事を納める日

収穫、商品購入は
結婚、見合いは

 

 

二十四節気:春分(しゅんぶん)

Designer作:自然を讃え、生き物を慈しむお嬢様
Designer作:自然を讃え、生き物を慈しむお嬢様

 

二十四節気の一つ。旧暦二月中。

春分は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。地球の自転軸が太陽に対して垂直に近いため、北半球ではこの日を境に昼が長くなり始め、春の訪れを実現させてくれます。

日本では、「春分の日」として国民の祝日に定められ、例年3月20日頃に訪れます。 この日は、自然を讃え、生き物を慈しむ日とされています。

また、春分の日は春の彼岸の中の一日あたり、先祖供養を行う時期でもあります。

 

 

七十二候:雀始巣(すずめはじめてすくう)

Designer作:雀
Designer作:雀

 

第十候。春分の初候。

雀が巣作りを始める頃。

この時期、雀たちの繁殖期を迎え、せっせと巣作りに励みます。

雀は、人家の壁の隙間や瓦の下、さらには交通標識のパイプといった身近な場所に、枯れ草や藁、動物の毛などを巧みに組み合わせ、器用に巣を作ります。

春から夏にかけ、昼の時間が徐々に延びるこの季節は、雀にとって大切な繁殖期です。早朝から夕方にかけ、せっせと枯草や毛を集めながら、新たな生命を宿すための巣作りに励むのです。

また、「雀の巣」や、春に生まれる雀のひな「雀の子」は、春を象徴する季語としても親しまれています。ひなのくちばしが黄色みを帯びていることから「黄雀」と呼ばれることもあり、田畑や住居の近くに棲む雀は、古くから日本人にとって最も身近な野鳥とされています。俳句や民話など、さまざまな文化表現の中にも度々姿を現し、人々の心に温かい印象を刻んできました。

さらに、雀は他の鳥の大きさや特徴を比較する際の基準としても利用されるため、「ものさし鳥」という愛称も持たれています。一方で、秋の収穫期には稲穂をついばむいたずら者として嫌われがちですが、そのふっくらとした体形や優しい鳴き声は、言い表せないほど魅力的で可愛らしいものです。

このように、雀始巣は自然の営みを背景にしながら、人々の生活や文化に深く根付いた現象として、多くの情緒や物語を呼び起こします。さらに、他の季節の節目である夏至、秋分、冬至と合わせて考えると、自然と人間との繋がりの深さを改めて感じさせられるのではないでしょうか。

 

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

 

 

雑節:

彼岸(ひがん)

真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、前後3日を合わせた七日間。

最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」といいます。

仏教では、私たちの住む煩悩の世界を此方(こちら)の岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界を彼方(あちら)の岸、と考えられていて、此方の岸を「此岸(しがん)」、彼方の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。

この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。中日に夕陽を拝むと功徳があるといわれています。

この習慣は仏教にはなく、日本独自のものです。

お寺では、この期間「彼岸会(ひがんえ)」の法要が営われます。

 

社日(しゃにち)

春分・秋分に一番近い戊(つちのえ)の日。

春の社日を「春社」と言って種撒きをし、秋の社日を「秋社」と言って穀物を刈り取り、産土神を祀る。

「社」とは土地の守護神、土の神を意味する。

 

 


 

暦注下段:

神吉日(かみよしにち)

七箇の善日の一つ

神社の祭礼、ご祈祷神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日

 

母倉日(ぼそうにち)

七箇の善日の一つ

母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。

特に婚礼は大吉とされています。

 

滅門日(めつもんにち)

三箇の悪日といい、凶日

陰陽道で、百事に凶であるという日。滅日

この日に事をなすと、その家門は滅亡するといわれる。

 

暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。

科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。

 

 

選日:十方暮(じっぽうぐれ)

六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。

結婚、相談事に凶とされる。

 

 

 


 

 


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