令和07年03月18日(火)は?

 

 

点字ブロックの日

Designer作:視覚障害者誘導用ブロックが敷かれた視覚障碍者に優しい歩道
Designer作:視覚障害者誘導用ブロックが敷かれた視覚障碍者に優しい歩道

 

視覚障害者の安全な歩行をサポートするための点字ブロックこの点字ブロックは、1967年3月18日、世界で初めて岡山市にある岡山県立岡山盲学校付近の交差点に敷設されました。この歴史的な日を記念し、点字ブロックの安全性向上と普及を目的として、社会福祉法人岡山県視覚障害者協会によって制定されました。

 

 

精霊の日

Designer作:死者の霊魂
Designer作:死者の霊魂

 

日本最古の歌集である『万葉集』を代表する歌人、柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の命日と伝えられていることから、この日は日本独自の記念日として認識されています。「精霊」という言葉は、通常「せいれい」と読むのが一般的ですが、この場合、死者の霊魂を意味し、「しょうりょう」と読むのが適切です。この違いには、日本の文化的・宗教的背景や、死生観が深く関係しています。なお、これら三人の命日はあくまでも伝承に基づいており、正確な日付は明らかになっていません。

この記念日は、歴史的な歌人たちの偉大な功績を偲び、彼らが日本文学に残した影響を称える日です。同時に、ご先祖様や故人の霊に感謝し、彼らの魂を慰める機会ともなっています。また、万葉集や和歌といった日本の歴史的な文学作品を再認識し、後世にその価値を伝えるきっかけを与える日としても重要な意義を持っています。

 

 

高校生パーラメンタリーディベートの日

Designer作:パーラメンタリーディベートをラップで行う若者たち
Designer作:パーラメンタリーディベートをラップで行う若者たち

 

一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟が制定しました。

グローバル社会に適応し、活躍できる人材を育成するため、日本全国の高校において即興型であるパーラメンタリーディベートを普及させることが目的です。 パーラメンタリーディベートとは、イギリス議会の討論形式を模した即興型ディベートです。与えられた論題に基づき、肯定側と否定側に分かれ、それぞれの立場を英語で主張(立論)し、さらに相手の意見を反駁(反論)することを繰り返します。その過程で、審判をいかに納得させるかを競うことが目的です。 日付は、日本で初めて高校生を対象とした即興型パーラメンタリーディベートの全国大会が開催された2012年3月18日に由来しています。

 

 

旧暦:2月19日

 

 

六曜:友引(ともびき・ゆういん)

Gemini作:友を引連れ介護センターへ向かうリーダー格の老人
Gemini作:友を引連れ介護センターへ向かうリーダー格の老人

 

良い意味でも悪い意味でも友を導く、とされる日。 祝い事は良ですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。

元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。

 

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。

「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

 

 

日干支:丙戌(ひのえいぬ/へいじゅつ)

 

 

日家九星:二黒土星(じこくどせい)

 

 

二十八宿:室宿(しつしゅく)

祈願始め、婚礼、お祝い事、祭祀、井戸掘りに

 

 

十二直:危(あやぶ)

物事を危惧する日

万事控えめに。

すべてにおいて慎むべき日

 

 

七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

Gemini作:蝶の夢

 

第九候。啓蟄の末候。

冬を越えたさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わる頃。

ここで登場する「菜虫」とは、アブラナや大根などの葉に付く青虫のことで、代表的な例としてはモンシロチョウの幼虫が挙げられます。モンシロチョウは、馴染み深い身近な蝶として、公園や畑、学校の校庭などさまざまな場所でその小さく可愛らしい姿を垣間見ることができます。蝶へと生まれ変わり、ひらひらと美しく舞う姿は、まさしく春の象徴と言えます。

昔の人々は、蝶のことを「夢見鳥」や「夢虫」と呼び、その幻想的な姿に夢心を抱いたと言われています。これらの呼称は、古代中国の思想家・荘子の説話『胡蝶の夢』に由来していると伝えられています。説話では、荘子が夢の中で蝶となり、自分は蝶であり、現実は蝶の夢であるのではないかと考えて、人間と蝶との境界が曖昧になる様子が描かれています。このエピソードが示すように、「夢見鳥」や「夢虫」という名前は、蝶が放つ儚さと美しさを見事に表現しているのです。

 

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

 

 

雑節:彼岸(ひがん)

Gemini作:夕陽を拝む人々
Gemini作:夕陽を拝む人々

 

真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、前後3日を合わせた七日間

最初の日を「彼岸の入り」最後の日を「彼岸明け」といいます。

仏教では、私たちの住む煩悩の世界を此方(こちら)の岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界を彼方(あちら)の岸、と考えられていて、此方の岸を「此岸(しがん)」、彼方の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。

この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。中日に夕陽を拝むと功徳があるといわれています。

この習慣は仏教にはなく、日本独自のものです。

お寺では、この期間「彼岸会(ひがんえ)」の法要が営われます。

 

 

暦注下段:

五墓日(ごむにち)

五つの墓を意味する凶日

この日に葬儀を行うと、墓が五つ並ぶ(五人が死ぬ日)とされています。

家造りには支障はありませんが、動土、地固め、築墓、種蒔きなど土にまつわることや、葬儀は凶とされています。

 

往亡日(おうもうにち)

(行)きて亡くなる」という意味で、遠出、参拝、移転、嫁入りなどの「(行)ことがとなる日です。

 

時下食(ときげじき)

流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。

この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。

3月18日は、午前0時前後の2~3時間。

 

暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。

科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。

 

 

選日:十方暮(じっぽうぐれ)

六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間をいいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。

結婚、相談事に凶とされる。

 

 


 


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