令和07年03月15日(土)は?

 

 

靴の日

Designer作:オーダーメイドで靴を作る職人の真剣な表情
Designer作:オーダーメイドで靴を作る職人の真剣な表情

 

1932年(昭和7年)、日本靴連盟によって制定されました。1870年(明治3年)の3月15日に、東京の築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」が開業したことに由来しています。

「伊勢勝造靴場」は、日本陸軍の創始者である大村益次郎の提案を受けて開設されました。当時、輸入された軍靴は日本人の足には大きすぎたため、よりフィットする靴を国産する必要がありました。この挑戦の結果として生まれた「伊勢勝造靴場」は、靴作りの新たな一歩となりました。

今日、その歴史的跡地には「靴業発祥の地」という記念碑が建立され、時代を超えて靴づくりの原点を伝えています。

ランドセルリメイクの日

Imagen 3作:リメイク前に小学生だった頃の小さなランドセルを懐かし気に見つめる男性
Imagen 3作:リメイク前に小学生だった頃の小さなランドセルを懐かし気に見つめる男性

 

愛知県一宮市に本社を構え、革製品の財布や小物の製造・販売を手がける株式会社Askalカバン工房が「ランドセルリメイク」を提唱しました。 ランドセルリメイクとは、小学校卒業後、使用する機会がなくなる思い出深いランドセルを、財布やキーホルダーなどの革小物へと生まれ変わらせるアップサイクルのことです。こうすることで、大切な思い出を日常の中で使い続けることができます。

この活動の目的は、日本全国の子どもたちにランドセルリメイクの価値と楽しさを広めることにあります。記念日の制定にあたっては、小学校の卒業式が行われる3月を選び、さらに「315」という数字を「さ(3)い(1)ご(5)」と読む語呂合わせにちなんで、3月15日がランドセルリメイクの日とされました。

 

 

温泉むすめの日

Designer作:温泉宿のお嬢様
Designer作:温泉宿のお嬢様

 

地域活性化を目指したクロスメディアプロジェクト「温泉むすめ」の運営を手がける株式会社エンバウンドが、この記念日を制定しました。「温泉むすめ」は、アニメや漫画、キャラクター、声優といった創造的な価値を活用し、日本全国の温泉地や地方都市の魅力を国内外へ発信するプロジェクトです。

各地の温泉地をモチーフにしたキャラクターを制作し、多様なメディアを通じて展開することで、温泉地の魅力をより広く知ってもらい、さらに長く愛されることを目指しています。このプロジェクトが本格的に始動した2017年3月15日にちなみこの日に定められました

 

 

旧暦:2月16日

 

 

六曜:大安(たいあん・だいあん)

Designer作:非常に穏やかで不安がない様子で眠る犬
Designer作:非常に穏やかで不安がない様子で眠る犬

 

万事大吉特に婚礼に良い

「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。

また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。

 

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。

「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

 

 

日干支:癸未(みずのとひつじ/きび)

 

 

日家九星:八白土星(はっぱくどせい)

 

 

二十八宿:女宿(じょしゅく)

稽古始め、お披露目に
訴訟、婚礼、葬儀に

 

 

十二直:定(さだん)

善悪が定まる日

家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、

訴訟、樹木の植え替え、旅行は、

 

 

七十二候:菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

Designer作:蝶の舞
Designer作:蝶の舞

 

第九候。啓蟄の末候。

冬を越えたさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わる頃。

ここで登場する「菜虫」とは、アブラナや大根などの葉に付く青虫のことで、代表的な例としてはモンシロチョウの幼虫が挙げられます。モンシロチョウは、馴染み深い身近な蝶として、公園や畑、学校の校庭などさまざまな場所でその小さく可愛らしい姿を垣間見ることができます。蝶へと生まれ変わり、ひらひらと美しく舞う姿は、まさしく春の象徴と言えます。

昔の人々は、蝶のことを「夢見鳥」や「夢虫」と呼び、その幻想的な姿に夢心を抱いたと言われています。これらの呼称は、古代中国の思想家・荘子の説話『胡蝶の夢』に由来していると伝えられています。説話では、荘子が夢の中で蝶となり、自分は蝶であり、現実は蝶の夢であるのではないかと考えて、人間と蝶との境界が曖昧になる様子が描かれています。このエピソードが示すように、「夢見鳥」や「夢虫」という名前は、蝶が放つ儚さと美しさを見事に表現しているのです。

 

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

 

 

暦注下段:

天恩日(てんおんにち)

七箇の善日の一つ

天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日

入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。

受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。

 

血忌日(ちいみにち)

血忌は、うしかい座の星である梗河星(こうかせい)の精のことで、殺伐の気を司ると言われています。

血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術などにの日。

 

暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。

科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。

 

 

選日:小犯土(こづち)

戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。

この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。

犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。

特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。

 

 


 

 


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