令和07年03月13日(木)は?
ペヤングソースやきそばの日

群馬県伊勢崎市に本社を構える「まるか食品株式会社」は、即席麺を中心とした食品の製造・販売を手掛ける企業です。同社の代表的な商品である「ペヤングソースやきそば」を多くの人に広め、その美味しさを楽しんでもらうことを目的として制定されました。
日付は、「ペヤングソースやきそば」が1975年3月13日に発売されたことに由来しています。当時はカップ麺がまだ高価だったため、若いカップルが1つの商品を仲良く分け合いながら楽しんでもらいたいという願いを込めて、「ペア」と「ヤング」を組み合わせて「ペヤング」という名前が付けられたといいます。
新選組の日

新選組にゆかりの深い東京都日野市の特定非営利法人、日野市観光協会によって制定されました。日付は、京都壬生に屯所を構えていた近藤勇ら浪士隊が、1863年(文久3年)3月13日に会津藩公用方から『会津藩御預り』との連絡を受けたことに由来しています。
サンドイッチデー

3月13日は「サンドイッチデー」、すなわち「サンドイッチの日」として制定されています。この日は、数字の「1」が数字の「3」に挟まれていることから「3(サンド)1(イチ)」という語呂合わせに由来しています。
サンドイッチは、世界中で愛されているポピュラーな料理のひとつです。実は、1890年代に鎌倉市大船にある大船軒で、日本初のサンドイッチ駅弁が発売されました。当時は高級洋食店でしか提供されず、一般の人々には馴染みのない料理でしたが、駅弁を通じて全国に広まるきっかけとなりました。
なお、サンドイッチの日は11月3日にも制定されています。こちらは、サンドイッチの生みの親とされるイギリスのサンドイッチ伯爵の誕生日にちなんで、神戸のサンド屋によって記念日として設けられたものです。
旧暦:2月14日
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)

何事も控えめに平静を保つ日。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:辛巳(かのとみ/しんし)
日家九星:六白金星(ろっぱくきんせい)
二十八宿:斗宿(としゅく)
土掘り、開店、造作に吉。
十二直:満(みつ)
全てが満たされる日。
新規事、移転、旅行、婚礼、建築、開店などは吉。
動土(地面を掘り返して土を動かす)、服薬は凶。
七十二候:桃始笑(ももはじめてさく)

第八候。啓蟄の次候。
春の訪れを感じさせる、桃の蕾がほころび花開き始める頃。
昔の人は、咲いた花を「笑う」と表現しました。 雛祭りの歌にも歌われる桃の花は、古来、日本人に親しまれてきた春の象徴です。この時期は、冬の寒さが和らぎ、春の暖かさが感じられる頃です。
桃の花の起源は中国にあり、弥生時代に日本へ渡来ました。遥かから日本人の暮らしに寄り添ってきた桃の花。ふとした瞬間に心に温かいものを感じたのは、そんな長い歴史があるからかもしれません。
カラフルなピンクや清らかな白色の花を咲かせる桃には、「私はあなたの虜」「チャーミング」「気のよさ」「天下無敵」といった花言葉が込められています。 漢字の「桃」は木偏に「兆」と書き、豊穣や多産の象徴とされてきました。
なんとも意外な印象を受ける「天下無敵」という花言葉は、古事記に登場するイザナギノミコトすごい鬼を退散させるために桃を投げつけたという逸話に由来しています。
白梅、紅梅、桃、桜、木蓮…。やがて咲き始める春の花々は、街の通路で私たちの目を楽しませて、季節の変わりを知らせてくれます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:

天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
十死日(じっしび)
受死日の次に凶日とされ、万事において凶とされる日です。
受死日と違い葬式も例外ではありません。
「十死一生日」「天殺日」などとも呼ばれ、十割命を落とす日といわれています。
重日(じゅうにち)
この日に起こったことは、重なって起こるとされる日。
吉事には吉事、凶事には凶事が重なると言われています。
預金などの金銭関係は吉ですが、婚礼は再婚に繋がるため良くないとされています。
陽が重なる巳の日と、陰が重なる亥の日が重日となります。
復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になる
とされています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:小犯土(こづち)
戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。
この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。
特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。