令和07年03月12日(水)は?
だがしの日

岡山県瀬戸内市に事務局を置き、全国の駄菓子メーカーなどで構成される「一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会」が制定しました。
この会は、日本の精神や文化が凝縮された駄菓子業界の活性化を目指すとともに、駄菓子(DAGASHI)を「世界平和のキーワード」として世界中に広めることを目的としています。
日付は、お菓子の神様であり菓祖として知られる田道間守公を祀る和歌山県海南市の橘本神社の前山和範宮司が提唱し、田道間守公の命日とされる3月12日に定められました。
サイフの日

レディースやメンズ向けのバッグや財布など、ライセンスブランド商品の企画・販売を行うスタイル株式会社は、「Good Style, Good Life~スタイルが人生を豊かにする~」という企業理念を掲げています。
同社は、買い換え需要の高まる3月に財布売り場の活性化を図ることを目的とし、この記念日を制定しました。日付は「3(サイ)」と「12(フ)」を組み合わせて「サイフ」と読む語呂合わせに由来しています。
モンテール・スイーツの日

埼玉県八潮市に本社を構える株式会社モンテールは、「世界中に笑顔をつくり続けたい」という想いを込めてスイーツを製造し、全国のスーパーやコンビニエンスストアで展開しています。
同社は「おいしい・やさしい・たのしい」をテーマに、スイーツを通じて「おやつの時間にワクワクするひととき」を提供することを目指しています。また、スイーツで笑顔を届ける機会をさらに広げることを目的に、毎月第2水曜日を記念日と制定しました。この日付は、「スイ(水)ーツ(2)」という語呂合わせに由来しています。
旧暦:2月13日
六曜:友引(ともびき・ゆういん)

良い意味でも悪い意味でも友を導く、とされる日。 祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚辰(かのえたつ/こうしん)
日家九星:五黄土星(ごおうどせい)
二十八宿:箕宿(きしゅく)
動土、池掘り、集金、改築に吉。
婚礼、葬儀に凶。
十二直:除(のぞく)
万物を折衝して百凶を除き去る日(障害を取り除いてくれる日)ということで、「除く」と言われています。
井戸掘り、治療開始、祭祀などは吉。
婚礼、動土(地面を掘り返して土を動かす)は凶。
七十二候:桃始笑(ももはじめてさく)

第八候。啓蟄の次候。
春の訪れを感じさせる、桃の蕾がほころび花開き始める頃。
昔の人は、咲いた花を「笑う」と表現しました。 雛祭りの歌にも歌われる桃の花は、古来、日本人に親しまれてきた春の象徴です。この時期は、冬の寒さが和らぎ、春の暖かさが感じられる頃です。
桃の花の起源は中国にあり、弥生時代に日本へ渡来ました。遥かから日本人の暮らしに寄り添ってきた桃の花。ふとした瞬間に心に温かいものを感じたのは、そんな長い歴史があるからかもしれません。
カラフルなピンクや清らかな白色の花を咲かせる桃には、「私はあなたの虜」「チャーミング」「気のよさ」「天下無敵」といった花言葉が込められています。 漢字の「桃」は木偏に「兆」と書き、豊穣や多産の象徴とされてきました。
なんとも意外な印象を受ける「天下無敵」という花言葉は、古事記に登場するイザナギノミコトすごい鬼を退散させるために桃を投げつけたという逸話に由来しています。
白梅、紅梅、桃、桜、木蓮…。やがて咲き始める春の花々は、街の通路で私たちの目を楽しませて、季節の変わりを知らせてくれます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。 天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
受死日(じゅしにち)

この日は最悪の大凶日とされ、暦面には黒点をもって示されることから、黒日(くろび)とも言われています。
この日には他の暦注は一切見る必要がないと言われており、この日に病を患えば必ず死ぬとまで言われています。
病気見舞い、服薬、針灸、旅行が特に凶とされていますが、葬式だけは差し支えないとされています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:小犯土(こづち)
戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。
この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。
特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。