令和07年03月08日(土)は?
ギョーザの日

冷凍食品の研究開発、製造、販売を手がける味の素冷凍食品株式会社が制定しました。
同社は家庭用・業務用の冷凍餃子の製造販売を行い、餃子業界のトップメーカーとして知られています。「みんなでハッピーギョーザの日」という名称には、だれからも愛されるおいしい餃子をたくさんの人々に楽しんでもらい、日本中に元気を届けたいという思いが込められています。
日付は「み(3)んなでハ(8)ッピーギョーザの日」という語呂合わせに加え、同社の家庭用「ギョーザ」が発売された1972年3月8日に由来しています。
レモンサワーの日

サントリー株式会社が制定した記念日で、同社が販売する「こだわり酒場のレモンサワー」ブランドを通じて提唱される、レモンサワーの魅力を表す日です。
同社はレモンサワーの味わいを「レモンありのまま、しっかりお酒、それがレモンサワー」と定義し、記念日をきっかけにレモンサワー市場を盛り上げ、さらに多くの人々にその魅力を楽しんでもらうことを目的としています。
日付は、3月8日が「レモンの心地よい酸(3)味」と「炭酸のパチパチ(8)」の爽快感を象徴する語呂合わせに由来しています。
サバの日

大阪府豊中市に本社を置き、サバを専門に取り扱う「株式会社鯖や」が制定しました。
この日には、多くの人々にサバへの関心を高めてもらい、日本人が古来から受けてきたサバの恩恵に感謝しながら、サバについて深く考えるきっかけにするという目的が込められています。
日付は、3と8の語呂合わせから「サバ」と読めることに由来しています。
旧暦:2月9日
六曜:仏滅(ぶつめつ)

万事凶。葬式や法事は構わない。
「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日。
具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。

ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚辰(かのえたつ/こうしん)
日家九星:一白水星(いっぱくすいせい)
二十八宿:氐宿(ていしゅく)
結婚、結納、開店、酒造に吉。
着始めに凶。
十二直:納(おさん)
物事を納める日。
収穫、商品購入は吉。
結婚、見合いは凶。
七十二候:蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

第七候。啓蟄の初候。
土の中で冬ごもりをしていた虫や動物たちが、春の暖かさを感じて、戸を開くように地上へ這い出してくる時期を意味します。
「啓」は「開く」、「蟄」は「虫が冬の間、土にこもる」という意味です。「蟄虫」は土の中で冬を越す虫や動物を指し、昆虫だけでなく、蛇や蛙、トカゲなども含まれます。
また、「虫」という漢字は、もともとヘビをかたどった象形文字から生まれたとされています。そのため、古代において「虫」はヘビを意味し、そこから昆虫や爬虫類などの小さな生き物を広く表すようになったと考えられています。
「虫たちがもぞもぞと土から顔を出す様子を『戸を啓く』と表現する」ことには、自然に対する繊細な観察眼と生き物への愛情が感じられます。「戸を啓く」とは、新たな世界へ踏み出し、活動を開始するという意味も含まれています。
「蟄虫啓戸」は、様々な表現の中で使われています。「蟻穴を出づ(ありあなをいづ)」は春の季語であり、アリが「蟄虫啓戸」を象徴する生き物とされています。立春後に初めて鳴る雷は「初雷」または「虫出しの雷」と呼ばれ、春の到来を告げ、虫たちを土中から誘い出すかのような意味です。まるで、雷が「もう春ですよ。そろそろ出てきましょう。」と告げているかのようです。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。
「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。
特に婚礼は大吉とされています。
滅門日(めつもんにち)
三箇の悪日といい、凶日。
陰陽道で、百事に凶であるという日。滅日。
この日に事をなすと、その家門は滅亡するといわれる。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:大犯土(おおづち)
庚午(かのえうま)の日から丙子(ひのえね)の日までの7日間を大犯土といい、1日の間日をおいて戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を小犯土といいます。
犯土の間は、土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
これらの内容は土用と共通しています。