令和07年03月06日(木)は?
36(サブロク)の日

「日本労働組合総連合会(連合)」が制定。
すべての職場においてより良い働き方を実現するため、長時間労働の是正を促す意識改革を図り、多くの人々に「働き方」や「働くこと」について真剣に考える機会を提供することを目的としています。
日付は労働基準法第36条に規定されている「時間外・休日労働に関する協定」が「36(サブロク)協定」と呼ばれていることに由来しています。
ダレデモダンスの日

「一般社団法人ダレデモダンス」が制定。
同法人は、誰もがダンスに親しめる環境の創出を目指し、ダンスの普及、指導者の育成、ダンサーが活躍できる場の拡大、そして高齢者の健康増進と生きがいづくりの実現に貢献するために設立されました。
日付は、同法人の代表理事でありダンス界のカリスマ、TRFのSAM(サム・丸山正温氏)の名前(「3」=サ・「6」=ム)の語呂合わせから。
リニモの日

「愛知高速交通株式会社」は、愛知県長久手市を拠点に、日本初の磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)「リニモ」を運行しています。
愛知県名古屋市の藤が丘駅と愛知県豊田市の八草駅を結ぶ東部丘陵線が、2005年3月6日の開業から10周年を迎えたことを記念して制定しました。(2025年3月6日で20周年)
「リニモ」は全9駅を営業距離8.9キロを約17分で結ぶ鉄道で、騒音や振動が非常に少ないため、快適な乗り心地が特徴です。
旧暦:2月7日
六曜:友引(ともびき・ゆういん)

良い意味でも悪い意味でも友を導く、とされる日。 祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:甲戌(きのえいぬ/こうじゅつ)
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:角宿(かくしゅく)
着始め、柱建て、普請造作、結婚に吉。
葬式に凶。
十二直:危(あやぶ)
物事を危惧する日。
万事控えめに。
「すべてにおいて慎むべき日」
七十二候:蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

第七候。啓蟄の初候。
土の中で冬ごもりをしていた虫や動物たちが、春の暖かさを感じて、戸を開くように地上へ這い出してくる時期を意味します。
「啓」は「開く」、「蟄」は「虫が冬の間、土にこもる」という意味です。「蟄虫」は土の中で冬を越す虫や動物を指し、昆虫だけでなく、蛇や蛙、トカゲなども含まれます。
また、「虫」という漢字は、もともとヘビをかたどった象形文字から生まれたとされています。そのため、古代において「虫」はヘビを意味し、そこから昆虫や爬虫類などの小さな生き物を広く表すようになったと考えられています。
「虫たちがもぞもぞと土から顔を出す様子を『戸を啓く』と表現する」ことには、自然に対する繊細な観察眼と生き物への愛情が感じられます。「戸を啓く」とは、新たな世界へ踏み出し、活動を開始するという意味も含まれています。
「蟄虫啓戸」は、様々な表現の中で使われています。「蟻穴を出づ(ありあなをいづ)」は春の季語であり、アリが「蟄虫啓戸」を象徴する生き物とされています。立春後に初めて鳴る雷は「初雷」または「虫出しの雷」と呼ばれ、春の到来を告げ、虫たちを土中から誘い出すかのような意味です。まるで、雷が「もう春ですよ。そろそろ出てきましょう。」と告げているかのようです。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
月徳日(つきとくにち)
七箇の善日の一つです。
月徳日は、「その月の福徳を得られる」とされる吉日で、万事に吉とされる縁起の良い日です。
特に造作や土に関わる事柄と相性が良いとされています。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。
この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。
3月6日は、午前0時前後の2~3時間。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
大犯土(おおづち)
庚午(かのえうま)の日から丙子(ひのえね)の日までの7日間を大犯土といい、1日の間日をおいて戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を小犯土といいます。
犯土の間は、土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
これらの内容は土用と共通しています。