令和07年02月27日(木)は?
Pokémon Day

「ポケットモンスター」(通称・ポケモン)のブランドマネジメントを行う株式会社ポケモンが制定しました。
ポケモンの最初のゲームソフトである『ポケットモンスター 赤・緑』は、1996年2月27日に発売されました。この日は、ゲームから生まれた「ポケモン」が世界に初めて登場した記念すべき日であり、海外のファンの間では「Pokémon Day」として大切にされています。
株式会社ポケモンは、この特別な日を日本のファンにも知ってもらい、末永く「ポケモン」を愛してもらうことを目的としています。
絆の日

この日は、2月14日の「バレンタインデー」と3月14日の「ホワイトデー」のちょうど中間にあたるため、恋人同士の絆を深める日として制定されました。結婚カウンセラーなどが提唱したとされており、寒さが厳しい2月でも愛情を育むことを願う思いが込められています。
日付は「きず(2)な(7)」と読める語呂合わせから。
「絆の日」をきっかけに、大切な人との関係を見つめ直し、さらに深めてみてはいかがでしょうか。忙しい日常の中で、改めて感謝の気持ちを伝える良い機会になるかもしれません。
国際ホッキョクグマの日

ホッキョクグマの現状を広く伝えるため、カナダを本拠地とする国際的なホッキョクグマ保護団体Polar Bears International(PBI)が制定しました。
ホッキョクグマは、北極圏の過酷な環境に適応した、地上最大の肉食動物です。その白い毛皮は美しく、氷の上を歩く姿は壮観で、多くの人々を魅了しています。しかし近年、温暖化により海氷が急速に溶け、彼らの狩りや繁殖に深刻な影響を及ぼしています。
この国際デーは、ホッキョクグマの現状について人々の関心を高め、保護活動への参加を促すことを目的としています。
この日は、地球温暖化や海氷の減少によって生息環境が脅かされているホッキョクグマに注目し、その保護と環境問題への意識を高めるために制定されました。
旧暦:1月30日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)

凶日。特に祝事は大凶。 六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁卯(ひのとう/ていぼう)
日家九星:一白水星(いっぱくすいせい)
二十八宿:井宿(せいしゅく)
神仏詣、種蒔き、動土、普請が吉。
衣類仕立てに凶。
十二直:除(のぞく)
万物を折衝して百凶を除き去る日(障害を取り除いてくれる日)ということで、「除く」と言われています。
井戸掘り、治療開始、祭祀などは吉。
婚礼、動土(地面を掘り返して土を動かす)は凶。
七十二候:霞始靆(かすみはじめてたなびく)

第五候。雨水の次候。
霞がたなびき始める頃。
「靆(たなびく)」とは棚引くで、雲や霧また煙が横に長くただよう様子を表しています。
春になると、冬の乾いた空気に比べて大気中の細かな水滴や塵が増え、遠くの景色がぼんやりとかすんで見えることがあります。こうした現象を「霞(かすみ)」と呼びます。
昔の人々は、山々の裾野にうっすらと広がるこの春霞を、春を司る神様「佐保姫(さおひめ)」がまとう着物の裾に例えました。また、「霞の衣」とは、霞がかかっている様子を衣に見立てた言葉です。柔らかくほのかにかすんで見える山々は、のどかで春らしい風景です。
山間部で春の芽吹きを促す霧や雨を「山蒸し(やまうむし)」といいます。
「霞(かすみ)」は水蒸気をたっぷり含んだ空気で、景色がかすんで見えるという点で、秋の「霧(きり)」と現象としては同じですが、春限定の表現です。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。