令和07年02月20日(木)は?
夫婦円満の日

誰が淹れても濃くてまろやかなおいしいお茶「こいまろ茶」を飲んで、夫婦円満に暮らしてもらいたいとの思いから、京都府宇治田原町の株式会社宇治田原製茶場が記念日を制定しました。
日付は2月20日で、「ふう(2)ふ(2)円満(0)」の語呂合わせから。
夫婦円満の日は、夫婦関係を見つめ直し、感謝の気持ちを伝える良い機会です。 日頃の感謝を込めて、パートナーにメッセージを送ったり、「こいまろ茶」を飲んで、一緒に過ごす時間を設けたりするのも良いでしょう。
アイラブミー記念日

愛知県名古屋市に本社を置き、化粧品の通信販売などを行う株式会社未来が記念日を制定しました。
同社が発行する「アイラブミー会報誌」のメッセージである「自分をもっと好きになり、すべての人ももっと好きになってほしい」が多くの人々に広がり、自分を愛することの素晴らしさを改めて思い出す日となることを願っています。
日付は、「アイラブミー会報誌」の創刊号が発行された2011年2月20日に由来しています。
歌舞伎の日

1607年2月20日、出雲阿国が江戸城で徳川家康や諸大名の前で「かぶき踊り」を披露したことが、歌舞伎の始まりとされています。この日にちなんで、2月20日は「歌舞伎の日」と制定されました。
歌舞伎は、日本の伝統的な演劇であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。派手な衣装や隈取(くまどり)と呼ばれる独特な化粧、音楽や踊りを取り入れた総合芸術です。歴史上の人物や事件を題材にした「時代物(じだいもの)」、庶民の生活を描いた「世話物(せわもの)」、舞踊を中心とした「舞踊劇(ぶようげき)」など、様々なジャンルの物語が演じられます。
旧暦:1月23日
六曜:大安(たいあん・だいあん)

万事大吉。特に婚礼に良い。
「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚申(かのえさる/こうしん)
日家九星:三碧木星(さんぺきもくせい)
二十八宿:奎宿(けいしゅく)
開店、文芸開始、樹木植替えに吉。
十二直:破(やぶる)
物事を突破する日。
訴訟、出陣、漁猟、服薬に吉。
祝い事、契約事は、凶。
七十二候:土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

第四候。雨水の初候。
春雨がしとしとと降り、大地がゆっくりと潤い始める頃。
七十二候も雨水の初候に変わり、春の息吹が草木を目覚めさせ、冬の間眠っていた植物たちが芽吹き始める季節です。
北国の人々にとって、春の雨に潤んだ土は待ち焦がれる存在でした。雪解け水が土に染み込み、ぬかるみとなる光景は、春の到来を告げる喜びの象徴でもありました。
春の季語には、「春の土」の他、「土恋し」「土匂う」「春泥」などがあります。これらの言葉は、待ち望んでいた春の土に対する愛着や、土から立ち上る匂いに対する喜びを表しています。
春の雨は、「万物生(ばんぶつしょう)」とも呼ばれます。早春に降る雨が、大地を潤し、地中の虫を目覚めさせ、植物の芽を育むことから、そう呼ばれるようになりました。
春は風の季節であると同時に、雨の季節でもあります。春時雨(はるしぐれ)や雪解雨(ゆきげあめ)など、春の雨には様々な呼び名があります。
雨が降るたびに気温は上昇し、土は湿り気を帯びていきます。二十四節気の雨水は、農家にとって農作業の準備を始める目安となる時期でした。
陽光を浴びて光る泥は美しく、足元を濡らすぬかるみでさえも、春の訪れを実感させる喜びの光景でした。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。

大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。

復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になるとされています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:八専(はっせん)
八専とは、陰暦において、壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)までの12日間のうち、丑(うし)・辰(たつ)・午(うま)・戌(いぬ)の4日を除いた8日間のことを指します。
この八専は、一年に6回あり、その期間中は雨が降りやすいと言われています。
また、嫁取り、建築、売買、仏事などを行うには不吉であるとして、忌み嫌われてきました。