令和07年02月19日(水)は?
万国郵便連合加盟記念日

1877年(明治10年)2月19日、日本が国際的な郵便組織である万国郵便連合(UPU:Universal Postal Union)に加盟したことを記念する日で、毎年2月19日に定められています。
万国郵便連合(UPU)とは1874年、スイスのベルンにおいて設立された国際機関。各国間の郵便業務を円滑に行うためのルールや規則を定め、国際郵便網の整備と発展を促進することを目的としています。様々な役割を持ち、「国際郵便サービスの標準化と品質向上」、「各国の郵便料金や手数料の調整」、「新しい郵便技術やサービスの普及と推進」などがあります。
明治維新以降、日本は近代化政策を推進し、国際社会への参加を積極的に進めていました。万国郵便連合への加盟は、国際的な通信網への参加を意味し、世界各国との交流を深めるための重要な一歩でした。
プロレスの日

1954年2月19日、日本で初めて本格的なプロレス国際試合が東京・蔵前国技館で開催されたことに由来しています。
この試合は、力道山・木村政彦組とシャープ兄弟組によるNWA世界タッグ選手権試合で、当時、NHKと日本テレビが同時中継し、新橋駅西口広場に約2万人の群衆が集まるほどの熱狂ぶりだったそうです。
力道山は、日本のプロレス界の礎を築いた最大の功労者であり、「日本プロレス界の父」とも呼ばれています。
チョコミントの日

「チョコミントの日」を制定しよう!プロジェクト(代表:チョコミント仮面)がこの記念日を制定しました。このプロジェクトはクラウドファンディングで呼びかけられ、多くのチョコミント愛好家の熱意により目標金額を達成。その結果、日本記念日協会に登録申請を行い、審査会で合格し正式に登録されました。
この記念日には、チョコミントの魅力をより多くの人に伝え、チョコミントで盛り上がれる日を作りたいという願いが込められています。
日付は、アメリカの全米菓子協会が2月19日を「チョコミントの日」としていることや、日本でもこの日に多くのチョコミント好きがSNSなどで「チョコミントの日」を祝う投稿を行い、特別な日となっていることから、同じく2月19日に制定されました。
チョコミントは、その爽やかなミントの風味とチョコレートの甘さが絶妙に調和したフレーバーとして、多くの人々に愛されています。しかし、一方で好き嫌いが分かれる味わいであることも事実です。この記念日は、チョコミントの魅力を広め、より多くの人に楽しんでもらうことを目的としています。
旧暦:1月22日
六曜:仏滅(ぶつめつ)
万事凶。葬式や法事は構わない。
「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日。
具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。
ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:己未(つちのとひつじ/きび)
日家九星:二黒土星(じこくどせい)
二十八宿:壁宿(へきしゅく)
開店、旅行、結婚、衣類仕立て、新規事開始に吉。
十二直:執(とる)
執り行う日。
祭祀、祝い事、造作、井戸掘り、種蒔きに吉。
金銭の出入りは、凶。
七十二候:土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

第四候。雨水の初候。
春雨がしとしとと降り、大地がゆっくりと潤い始める頃。
七十二候も雨水の初候に変わり、春の息吹が草木を目覚めさせ、冬の間眠っていた植物たちが芽吹き始める季節です。
北国の人々にとって、春の雨に潤んだ土は待ち焦がれる存在でした。雪解け水が土に染み込み、ぬかるみとなる光景は、春の到来を告げる喜びの象徴でもありました。
春の季語には、「春の土」の他、「土恋し」「土匂う」「春泥」などがあります。これらの言葉は、待ち望んでいた春の土に対する愛着や、土から立ち上る匂いに対する喜びを表しています。
春の雨は、「万物生(ばんぶつしょう)」とも呼ばれます。早春に降る雨が、大地を潤し、地中の虫を目覚めさせ、植物の芽を育むことから、そう呼ばれるようになりました。
春は風の季節であると同時に、雨の季節でもあります。春時雨(はるしぐれ)や雪解雨(ゆきげあめ)など、春の雨には様々な呼び名があります。
雨が降るたびに気温は上昇し、土は湿り気を帯びていきます。二十四節気の雨水は、農家にとって農作業の準備を始める目安となる時期でした。
陽光を浴びて光る泥は美しく、足元を濡らすぬかるみでさえも、春の訪れを実感させる喜びの光景でした。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:

神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。
この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。2月19日は、22時前後の2~3時間。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:八専(はっせん)
八専とは、陰暦において、壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)までの12日間のうち、丑(うし)・辰(たつ)・午(うま)・戌(いぬ)の4日を除いた8日間のことを指します。
この八専は、一年に6回あり、その期間中は雨が降りやすいと言われています。
また、嫁取り、建築、売買、仏事などを行うには不吉であるとして、忌み嫌われてきました。
