令和07年01月29日(水)は?

 

人口調査記念日

Designer作:古代の測量風景(ぽい)
Designer作:古代の測量風景(ぽい)

 

1872年(明治5年)1月29日に、日本初の全国戸籍調査が実施されたことにちなんで、記念日が設けられています。

当時の人口は、男性が16,796,158人、女性が16,314,667人、合計で33,110,825人でした。

総務省統計局が発表している2024年(令和6年)度末までの確定値のデータでは、男性が59,258,000人、女性が62,303,000人、総人口は1億2,156万1000人となっています。

これらの数値は住民基本台帳に基づく人口であり、百の位以下は四捨五入されています。

また、日本初の戸籍制度は645年(大化元年)に行われた大化の改新の時とされており、歴史家によれば、年貢を徴収するために田畑の大きさとともに、その土地の人々も登録するようにした制度が、後の戸籍制度に繋がっていると考えられています。

大化の改新時に調査・編製されたものは、編製年の干支から「壬申(じんしん)戸籍」と呼ばれ、木簡に記録されていました。

 

昭和基地開設記念日

Designer作:オーロラ観察を行う隊員達
Designer作:オーロラ観察を行う隊員達

 

1957年1月29日に昭和基地が正式に開設されたことを記念して設けられた日。この日は日本の南極観測と科学研究において重要な節目となっています。

昭和基地は東オングル島に位置し、極寒の環境下で多くの研究者が気象学、地質学、生物学、地球環境の変動など、幅広い分野の研究を続けています。特に、オーロラ観測や南極大陸の氷床調査は、地球全体の気候変動を理解する上で不可欠なものとなっています。

当時、砕氷船「宗谷」による第一次南極観測隊の挑戦は、多くの困難と予期せぬ出来事に満ちていました。彼らは未知の世界へ踏み出し、昭和基地の設立に成功しました。その情熱と探究心は、現在の観測隊にも受け継がれています。

南極での研究は地球規模の環境変動や宇宙線の観測など、私たちの未来に直結する重要なテーマを含んでいます。例えば、最近の研究では、南極の氷床融解が海面上昇に与える影響や、南極周辺の生態系の変化が注目されています。これらは気候変動がもたらす重大な課題であり、解決に向けた国際的な協力が求められています。

 

ふくの日

Designer作:着物を着てお上品に和菓子を食べるお嬢様
Designer作:着物を着てお上品に和菓子を食べるお嬢様

 

総合食品商社である株式会社日本アクセスが制定。

一年を通じてさまざまな季節の食材や景色を取り入れた和菓子は、幸福な気持ちにさせてくれます。その魅力を伝えることで、小売業における和菓子の販売促進を進めることが目的。

日付は2と9で、幸福な気持ちの「福」を「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから、毎月29日に設定されています。

 

旧暦:1月1日

 

六曜:先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)

急ぐことは。午前は吉、午後は凶。

先勝には「先んずれば必ず勝つ」という意味があり、「万事において急ぐと良いことがある」とされる日。勝負事にも良く、先手必勝とも言われますが**、時間帯によって吉凶が変わり、午前(14時)までが吉、午後からは凶**となります。

葬儀などの弔事を行っても問題はないとされていますが、お通夜に限っては夕方から始まり夜通し続くこと、加えて翌日は友を引き連れる「友引」の日になってしまうため、営むことを避けるべきと考えられています。

 

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。

「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

 

日干支:戊戌(つちのえいぬ/ぼじゅつ)

 

日家九星:八白土星(はっぱくどせい)

 

二十八宿:参宿(しんしゅく)

普請・旅行・開店等が

 

十二直:納(おさん)

物事を納める日

収穫、商品購入は
結婚、見合いは

 

七十二候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

Designer作:極寒の中、日本庭園で着物を着てお上品に和菓子を食べるお嬢様
Designer作:極寒の中、日本庭園で着物を着てお上品に和菓子を食べるお嬢様

 

七十一候。「大寒」の次候。

厳しい寒さで沢の水も凍りつく頃

一年で最も寒さが厳しくなるこの時期、池や沼の水面は、溶けたり凍ったりを繰り返しながら氷が厚みを増していきます。 この時期は、一年で最も低い気温が観測されることが多く、多くの地域で氷点下になる日も珍しくありません。 ちなみに、日本の観測史上最低気温は-41℃で、1902年(明治35年)1月25日に北海道旭川市で記録されました。

 

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

 

雑節:冬土用

「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。

「冬土用」は「立春」(2月3日)前の18日間となります。

土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。

各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。

冬土用には、「未(ひつじ)の日」に「ひ」のつく食べ物や赤い食べ物を食べると良いと言われています。「ひ」のつく食べ物としてはヒラメ、ヒラマサ、ヒジキなどがあり、赤い食べ物としてはトマト、リンゴ、イチゴなどがあります。

 

暦注下段:

復日(ふくにち)

重日と同じ効果があるとされる日。

この日に善行を行うと、重複して大吉になるとされています。

滅門日(めつもんにち)

三箇の悪日といい、凶日
陰陽道で、百事にであるという日。滅日

この日に事をなすと、その家門は滅亡するといわれる。

 

暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。

科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。

 

選日:天一天上(てんいちてんじょう)

Designer作:天一天上の日に寺社仏閣へ旅に出る人々
Designer作:天一天上の日に寺社仏閣へ旅に出る人々

 

方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間

癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。

この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにもとされています。

天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。

 

 


 

 


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