令和07年01月22日(水)は?
カレーの日

全日本カレー工業協同組合(カレー製造事業者の全国団体)が制定しました。
カレーが国民食と呼ばれるまでに普及したことに鑑み、さらにその普及を促進し、健康で豊かな消費生活の実現に寄与することを目的としています。
日付は、1982年1月22日に、学校給食創立35周年を記念して全国学校栄養士協議会がカレーライスを全国の小中学校約800万人の児童に提供したことにちなんで制定されました。
カレーライスは、米飯給食の普及に大きく貢献し、子どもたちからも絶大な人気を誇り、国民食として確固たる地位を築いています。
ジャズの日

2001年(平成13年)から、東京都内のジャズクラブオーナーらによる「JAZZ DAY 実行委員会」が実施しています。
この日付は、「JAZZ」の「JA」が1月(January)の先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ていることに由来しています。
「1月22日を日本のジャズの日に」として定着を目指し、ライブコンサートなど様々なPR活動が行われ、ジャズのファン層を広げる取り組みがなされています。
禁煙の日
タバコの害や禁煙の重要性についての知識を普及させ、禁煙を促進し受動喫煙の防止を含む社会的な禁煙の推進を図ることが目的。
日付は、数字の「2」を白鳥(スワン=吸わん)に見立てて、毎月22日を「吸わん吸わん」の語呂合わせから「禁煙の日」としています。
禁煙推進学術ネットワークには、禁煙を推進する19の学会が参加しています。
旧暦:12月22日
六曜:仏滅(ぶつめつ)
万事凶。葬式や法事は構わない。
「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日。
具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。
ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:辛卯(かのとう/しんぼう)
日家九星:一白水星(いっぱくすいせい)
二十八宿:壁宿(へきしゅく)
開店、旅行、結婚、衣類仕立て、新規事開始に吉。
十二直:満(みつ)

全てが満たされる日。
新規事、移転、旅行、婚礼、建築、開店などは吉。
動土(地面を掘り返して土を動かす)、服薬は凶。
七十二候:欵冬華(ふきのはなさく)
七十候。「大寒」の初候。
蕗(ふき)の薹(とう)が出始める頃。
この時期は、厳しい寒さの中でもフキの花が少しずつ顔を出し始める頃です。
雪に閉ざされた大地からフキノトウが芽吹く姿は、長い冬の終わりと新しい春の訪れを感じさせてくれます。
「欵」の字は「開く」や「迎える」という意味を持ち、「冬の花が開く」という情景を表しています。まさに、冷たい土の下でじっと耐えていたフキが、その蕾を開き始める瞬間を捉えた美しい表現といえます。
古くから日本では、フキノトウは春を告げる山菜として親しまれてきました。そのほろ苦い味わいは、冬の間に溜まった体内の毒素を排出し、新しい季節に向けて身体を整える効果があるとされています。天ぷらや味噌汁、和え物など、様々な料理で楽しむことができ、食卓に春の風情を運んでくれます。
また、フキノトウにはカルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれており、健康にも良い食材です。抗酸化作用や免疫力を高める効果も期待でき、まさに自然からの恵みと言えるでしょう。
この小さな芽吹きに込められた生命力は、厳しい環境の中でも新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。忙しい日常の中で、足元に目を向けてみると、思いがけない春の兆しに出会えるかもしれません。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:土用の間日
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
しかし、「土用の間日」には問題なしとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間
とされています。
この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。
1月22日は、20時前後の2~3時間。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。
開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。
一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。
十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間いいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。