令和07年01月12日(日)は?
豆腐の日
日本豆腐協会が1993年(平成5年)に制定。
日本豆腐協会は、日本を代表する豆腐製造業者が会員として参加し、豆腐製品の製造・品質・流通に関する研究・開発・教育を促進しています。
日付は「とう(10)ふ(2)」という語呂合わせから10月2日とされ、同様の理由で毎月12日も「豆腐の日」としています。
日本を代表する伝統的な健康食品であり、栄養豊富な豆腐を広くPRすることが目的です。
豆腐は、良質なタンパク質と植物性脂肪を豊富に含んでいます。植物性脂肪には、肥満や動脈硬化、心臓病などの生活習慣病の原因となるコレステロールを減少させる働きがあります。
また、成長期の子どもの肥満解消にも、豆腐が良いとされています。
豆腐は、大豆の搾り汁(豆乳)を凝固剤(にがりなど)で固めた加工食品です。東アジアと東南アジアの広範な地域で古くから食されており、特に中国、日本、朝鮮半島、台湾、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、インドネシアなどで日常的に親しまれています。
日本の豆腐は、柔らかくて淡白な食感が特徴で、「日本独特の食品」として発達しました。一方、中国や韓国の豆腐は炒めたり揚げたりして調理されることが多いため、水分が少なく堅いものが一般的です。
豆腐料理には、調味料をかけて生で食べる冷奴のほか、味噌汁や湯豆腐、味噌田楽、揚げ出し豆腐、卯の花、麻婆豆腐、スンドゥブ・チゲ、沖縄のチャンプルーなど、多彩なバリエーションがあります。
いいねの日(エールを送る日)
いいねの日企画室が制定。
キャッチフレーズは「#指先でエールは送れる」で、SNSで「いいね!」のボタンを積極的に押すことで、自分や他者にエールを送る機会を作り、送った人も受け取った人も心が温かくなり、小さな幸せが増える日とするのが目的。
「心が動いた言葉に、何気ない一言に、もっと気軽に『いいね!』しませんか?」と呼びかけています。日付は1と12で「い(1)い(1)ね(2)」と読む語呂合わせから。
ちなみに、SNSでの「いいね!」は簡単なアクションですが、発信者にとっては大きな励みになりますよね。日常の中で気軽にエールを送り合うことで、人々のつながりや共感が生まれ、心が温まる瞬間が増えていきます。この「いいねの日」をきっかけに、心に響いた投稿や何気ない一言に、積極的に「いいね!」を押してみるのも素敵なことだと思います。
育児の日
社会全体で子育てについて考え、地域が一体となって子育てしやすい環境づくりに取り組むきっかけの日として、兵庫県神戸市の株式会社神戸新聞社が制定しました。
日付は「育(いく=1)児(じ=2)」という語呂合わせから、毎月12日。
子育ては家庭だけでなく、地域や社会全体で支え合うことが大切ですよね。この「育児の日」をきっかけに、地域コミュニティが一丸となって子育てしやすい環境づくりに取り組む動きが広がると素敵だと思います。
最近では、地域での子育て支援活動や親子参加型のイベントも増えており、子育て世代同士の交流が活発になってきています。こうした取り組みを通じて、子どもたちが安心して成長できる社会を築いていきたいですね。
旧暦:12月13日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)
凶日。特に祝事は大凶。
六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:辛巳(かのとみ/しんし)
日家九星:九紫火星(きゅうしかせい)
二十八宿:房宿(ぼうしゅく)
髪切り、結婚、旅行、移転、開店、祭祀に吉。
十二直:定(さだん)
善悪が定まる日。
家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、吉。
訴訟、樹木の植え替え、旅行は、凶。
七十二候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)
六十八候。「小寒」の次候。
凍っていた泉の水が少しずつ動き始める頃。
この候でいう「水泉」とは、“湧き出る泉” のこと。
地上の厳しい寒さはまだ始まったばかりですが、地中深くでは静かに水が動き出し、凍土は下からゆっくりと溶け始めています。氷の張った池の底でも、かすかに水が動き始めています。
目にははっきり見えませんが、春に向かうかすかな変化が始まっています。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。 「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。
特に婚礼は大吉とされています。
重日(じゅうにち)
この日に起こったことは、重なって起こるとされる日。
吉事には吉事、凶事には凶事が重なると言われています。
預金などの金銭関係は吉ですが、婚礼は再婚に繋がるため良くないとされています。
陽が重なる巳の日と、陰が重なる亥の日が重日となります。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:小犯土(こづち)
戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。
この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。