令和6年12月28日(土)は?

京都タワー開業の日

MicrosoftDesigner作:京都タワーっぽいのん
MicrosoftDesigner作:京都タワーっぽいのん

 

京都タワーは、1964年(昭和39年)12月28日に開業しました。この日から京都の新たなシンボルとして、多くの人々に親しまれています。

1964年といえば、東京オリンピックが開催された年であり、日本全体が高度経済成長期にありました。京都市もまた、伝統的な街並みを守りつつ、新しい時代にふさわしいランドマークの建設を目指していました。

    • 設計者:建築家の山田守(やまだ まもる)氏が設計を担当しました。彼は他にも、東京の日本武道館や京都の平安神宮鳥居などの設計でも知られています。
    • 高さ地上131メートルで、完成当時は東海道新幹線沿線で最も高い建造物でした。
    • デザインコンセプト:京都タワーは、白く輝く和ろうそくをイメージしてデザインされています。これは、古都京都の伝統的な美しさと現代的な感性を融合させています。

開業当日、京都タワーは多くの市民や観光客で賑わいました。展望室から見える壮大なパノラマは、人々に感動を与えました。京都市内の名所や遠くの山並みまで一望でき、その眺望は「街全体を見渡せる灯台」とも称されました。

 

シネマトグラフの日

MicrosoftDesigner作:映画上映会
MicrosoftDesigner作:映画上映会

 

映画の誕生を記念する日で、毎年12月28日に祝われています。

これは、1895年(明治28年)12月28日にフランス・パリでリュミエール兄弟が世界初の商業映画上映を行ったことに由来しています。 リュミエール兄弟(オーギュスト・リュミエールとルイ・リュミエール)は、フランスの発明家であり写真家でした。彼らは、撮影・現像・映写の機能を兼ね備えた「シネマトグラフ」という装置を開発しました。この革新的な機械により、動く映像をスクリーンに映し出すことが可能となりました。

この日の上映作品には、以下のような短編映像が含まれていました。

    • 『ラ・シオタ駅への列車の到着』:駅に列車が到着する様子を撮影した約50秒の映像。観客は迫ってくる列車に驚き、思わず逃げ出したという逸話があります。
    • 『工場の出口』:労働者たちが工場から出てくる様子を捉えた作品。
    • 『庭師のいたずら』:少年が庭師に悪戯をするコメディタッチの映像。

これらの作品は、日常の一コマやユーモラスな出来事を映し出し、当時の人々に大きな衝撃と感動を与えました。

 

大日本相撲協会設立の日

MicrosoftDesigner作:大迫力の相撲の様子
MicrosoftDesigner作:大迫力の相撲の様子

 

1925年(大正14年)の12月28日相撲界の統一と近代化を目指して、「大日本相撲協会」が創立されました。

それまで相撲界は、東の「東京相撲」と西の「大阪相撲」という二つの組織に分かれていました。両者はそれぞれ独自に興行を行っていましたが、興行の低迷や力士の減少などの課題を抱えていました。相撲という日本の伝統文化を守り発展させるためには、組織の統一が必要だという声が高まっていたのです。

こうした背景の中、東西の相撲組織が協議を重ね、1925年12月28日に「大日本相撲協会」を設立しました。これにより、相撲界は一つの組織として統一され、力を合わせて相撲の普及と発展に努める体制が整えられました。この協会は、現在の「日本相撲協会」の前身となっています。

 

旧暦:11月28日

 

六曜:友引(ともびき・ゆういん)

良い意味でも悪い意味でも友を導く、とされる日。

祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。

元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。

 

六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。

「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。

六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。

六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。

 

 

日干支:丙寅(ひのえとら/へいいん)

MicrosoftDesigner作:草原を駆け巡る虎
MicrosoftDesigner作:草原を駆け巡る虎

 

十二支の一つである寅(とら)に当たる日で、12日ごとに巡ってくる吉日

この日は特に金運に縁があるとされ、「金運招来日」と呼ばれています。

古来から、虎は金色の縞模様が金運の象徴とされ、邪気を追い払う神聖な動物と考えられていました。そのため、寅の日には財布の購入や宝くじの購入など、お金に関することをするのに良い日とされています。 また、毘沙門天は財福の神様として信仰されており、寅の日は毘沙門天の縁日でもあります。 毘沙門天を祀る神社や寺院にお参りすることで、金運や開運、商売繁盛などのご利益を得られるとされています。 特に、寅の年の寅の月、寅の日にお参りすることで、最も大きな力をいただけると言われています。

寅の日には、以下のようなことをすると良いとされています。

    • 財布の購入や使い始め
    • 宝くじの購入
    • 開業・開設
    • 旅行や引越し
    • 車や家具などの納入

ただし、結婚や葬式を行うのは避けるべきとされています。これは、「千里を行って千里を帰る」という虎の特性から元の状態に戻ることを意味するため、婚礼では離婚につながる、葬儀では亡くなった方が戻ってきてしまうというイメージがあるからです。

本日は2024年最後の寅の日です

 

日家九星:三碧木星(さんぺきもくせい)

 

二十八宿:胃宿(いしゅく)

開店、移転、求職に

 

十二直:満(みつ)

MicrosoftDesigner作:お腹いっぱいの力士
MicrosoftDesigner作:お腹いっぱいの力士

 

全てが満たされる日

新規事、移転、旅行、婚礼、建築、開店などは
動土(地面を掘り返して土を動かす)、服薬は

 

七十二候:麋角解(さわしかつのおつる)

六十五候。「冬至」の次候。

雄の鹿の角が取れ落ちる頃

メスの鹿には角が生えませんが、オスの鹿は一年に一度、角が根元からポロッと取れ、春にはまた新しい角が生え始めます。

枝分かれした大きく立派な角は、春に生え始め、冬のこの時期に根元から自然に落ちます。生え始めの角には毛が生えており、柔らかくて中には血管も通っています。しかし、秋頃になると角の内部が次第に骨のように硬く変化していくそうです。

「麋」とは、「なれしか」とも読み、トナカイの一種である大型の鹿、またはヘラジカのことを指します。

 

七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

 

 

暦注下段:

天恩日(てんおんにち)

七箇の善日の一つ

天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日

入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。

受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。

帰忌日(きこにち)

「帰忌」とは天棓星(てんぼうせい)の精が人家の門戸を塞ぎ帰宅を妨害するとされる日。

里帰り、旅行帰り、金品の返却など、帰宅に関することがとされる。

 

暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。

科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。

 

MicrosoftDesigner作:草原を駆け巡る虎
MicrosoftDesigner作:草原を駆け巡る虎

 

選日:三隣亡(さんりんぼう)

土木建築の凶日であり、建築に関わることをしてはいけないとされる日です。

この日に建築にまつわることをすると、その家だけでなく三軒隣りまで亡ぼすといわれています。

 

 

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