令和6年12月26日(木)は?
天赦日は開運財布の日
「財布屋」の名称で、財布職人が手作りする高品質の「開運財布」を製造販売する株式会社美吉屋(大阪市)が制定。
「天赦日(てんしゃにち)」とは、天の神々が万物の罪を赦す日とされ、すべてにおいて吉とされる暦上最も縁起の良い日です。年により日付は変わり、季節の区切りごとに年に5日から6日ほどしかありません。
この最良の日に、開運をもたらす「開運財布」を購入するのが最適として、「天赦日」を広く知ってもらい、一人でも多くの人にポジティブに過ごしてもらうことが目的です。
プロ野球誕生の日
1934年12月26日、日本初のプロ野球チームである「大日本東京野球倶楽部」(現在の読売ジャイアンツの前身)が創設されました。
これが日本におけるプロ野球の始まりとされており、この日を記念して「プロ野球誕生の日」と呼ばれています。
有頂天家族の日
「有頂天家族」製作委員会が制定。
小説家・森見登美彦氏の原作をもとに、株式会社ピーエーワークスが制作したTVアニメ「有頂天家族」は、京都・下鴨神社にある「糺の森」に暮らす狸の下鴨家を中心に、狸・人間、そして天狗を描いた奇想天外な物語です。
この記念日を通じて、「有頂天家族」をファンや地元の方々がともに思い出し、作品を語り合い、聖地巡礼の思い出などを共有する機会をつくることが目的。
日付は、作中で「偽右衛門選挙」という一大イベントが開催された12月26日を記念日としました。
旧暦:11月26日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)
凶日。特に祝事は大凶。
六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。
訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:甲子(きのえね/こうし)
日家九星:一白水星(いっぱくすいせい)
二十八宿:奎宿(けいしゅく)
開店、文芸開始、樹木植替えに吉。
十二直:建(たつ)
「万物を建て生じる日」という意味があり、よろず大吉の日。
ただし、動土(地面を掘り返して土を動かす)、蔵開きは凶。
七十二候:麋角解(さわしかつのおつる)
六十五候。「冬至」の次候。
雄の鹿の角が取れ落ちる頃。
メスの鹿には角が生えませんが、オスの鹿は一年に一度、角が根元からポロッと取れ、春にはまた新しい角が生え始めます。
枝分かれした大きく立派な角は、春に生え始め、冬のこの時期に根元から自然に落ちます。生え始めの角には毛が生えており、柔らかくて中には血管も通っています。しかし、秋頃になると角の内部が次第に骨のように硬く変化していくそうです。
「麋」とは、「なれしか」とも読み、トナカイの一種である大型の鹿、またはヘラジカのことを指します。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
天赦日(てんしゃにち)
七箇の善日の一つ。
「百神が天に昇り万物の罪を赦す日」とされる最上の大吉日。
何事も許されるが故、迅速に物事が進む日とされています。あらゆる物事を始めるのに良いとされています。
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
往亡日(おうもうにち)
「往(行)きて亡くなる」という意味で、遠出、参拝、移転、嫁入りなどの「往(行)く」ことが凶となる日です。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。
開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展する
とされていますが、
金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶
とされています。 一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。