令和6年11月29日(金)は?
いい肉の日
全国有数の肉用牛の産地である宮崎県の「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が制定。
味と品質の良さで知られる宮崎牛をアピールすることが目的。
日付は、11と29で「いい肉」と読む語呂合わせから。
キン肉マンの日
株式会社集英社が制定。
「キン肉マン」(原作:ゆでたまご)は、1979年に「週刊少年ジャンプ」に連載されて以来、多くのファンを獲得した、日本を代表する漫画・アニメ作品である。その魅力を多くの人に伝えるのが目的。
日付は、キン(金曜日)と肉(29日)を組み合わせ、「29(肉)日が金(キン)曜日になる日」に。
いい服の日
日本を代表するユニフォームアパレルメーカー株式会社トンボ(本社:岡山県岡山市)が制定。
「良い(いい)服」とは何かを問い、「良い(いい)服」を作るために必要なことは何かを考える日。
日付は、11と29で「良い(いい)服」と読む語呂合わせから。
旧暦:10月2日
六曜:友引(ともびき・ゆういん)
良い意味でも悪い意味でも友を導く、とされる日。
祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁酉(ひのととり/ていゆう)
日家九星:九紫火星(きゅうしかせい)
二十八宿:婁宿(ろうしゅく)
動土、造園、造作、縁談、契約、衣類の仕立てに吉。
十二直:開(ひらく)
運が開ける日。
入学、開業、造作、婚礼、出張等は吉。
葬式等は凶。
七十二候:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
第五十九候。「小雪」の次候。
冷たい北風が勢いよく吹き、木の葉を散らす頃。
「朔風」の「朔」(さく)は、「朔日」(さくじつ)のように陰暦の月の第一日を指します。十二支の最初である子(ね)が北を指すことから、「朔」は方角としても北を表す漢字となり、「朔風」は北から吹く風、つまり北風を意味します。
日本海を渡り水分を含んだ北風は、山地にぶつかると日本海側に多くの雪を降らせます。 この風は山を越えて太平洋側に達すると乾燥し、「空っ風」と呼ばれます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。
「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。 特に婚礼は大吉とされています。
十死日(じっしび)
受死日の次に凶日とされ、万事において凶とされる日です。
受死日と違い葬式も例外ではありません。
「十死一生日」「天殺日」などとも呼ばれ、十割命を落とす日といわれています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒の籾が万倍に実って稲穂になる」という意味のある吉日。
開業、開店など、新しいことを始めると大きく発展するとされていますが、金銭の借り入れなどは苦労が増えるため凶とされています。
一粒万倍日は数が多いことから、他の暦注と重なることが多々あります。その場合、吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、凶日と重なった場合は半減します。
天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。 癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。 天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。