令和6年11月27日(水)は?
ふなぐち菊水一番しぼり(現・菊水ふなぐち) 発売52周年
新潟県新発田市に本社を置き、清酒やリキュールなどの製造、販売を手がける菊水酒造株式会社。同社の代表的な商品「ふなぐち菊水一番しぼり」(現・菊水ふなぐち)は1972年(昭和47年)11月に販売を開始し、今年で発売52周年となりました。 非加熱でデリケートな生原酒は当時、酒蔵を訪れた人にしかふるまえないお酒だった。このしぼりたての美味しさをさらに多くの人に味わってほしいと、遮光性に優れ品質管理のしやすいアルミ缶に着目し、生産ラインの見直しなどを行いつつ約3年の歳月をかけて開発。「ふなぐち菊水一番しぼり」は日本で初めてアルミ缶に詰めた生原酒の商品化に成功した酒として知られています。
即席カレーの日
香辛料や食料品の製造販売を手がける株式会社オリエンタル(本社:愛知県稲沢市)が制定。
同社創業者の星野益一郎氏が、あらかじめカレー粉に炒めた小麦粉や調味料などを入れた「即席カレー」を考案。カレーライスは同商品がきっかけで、一般家庭に広まったとも言われています。
「即席カレー」の認知度向上と、お客様のご愛顧への感謝を伝えることが目的。
日付は「即席カレー」の発売日、1945年11月27日から。
組立家具の日
家具、インテリア用品、医療機器などを扱う株式会社クロシオ(和歌山県海南市)が制定。
1967年に同社の深谷政男氏によって考案、命名された「カラーボックス」が大ヒット。その歴史をふまえて組立家具を普及させていくことが目的。
日付は深谷政男氏の誕生日、1941年11月27日にちなんで。
旧暦:10月27日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)
凶日。特に祝事は大凶。 六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。
訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:乙未(きのとひつじ/おつび)
日家九星:二黒土星(じこくどせい)
二十八宿:壁宿(へきしゅく)
開店、旅行、結婚、衣類仕立て、新規事開始に吉。
十二直:成(なる)
物事が成就する日。
新規事、建築、開店は吉。
訴訟、談判は凶。
七十二候:朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
第五十九候。「小雪」の次候。
冷たい北風が勢いよく吹き、木の葉を散らす頃。
「朔風」の「朔」(さく)は、「朔日」(さくじつ)のように陰暦の月の第一日を指します。十二支の最初である子(ね)が北を指すことから、「朔」は方角としても北を表す漢字となり、「朔風」は北から吹く風、つまり北風を意味します。
日本海を渡り水分を含んだ北風は、山地にぶつかると日本海側に多くの雪を降らせます。 この風は山を越えて太平洋側に達すると乾燥し、「空っ風」と呼ばれます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。
癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。
天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。