令和6年11月22日(金)は?
小雪(しょうせつ)
二十四節気の一つ。
わずかながら雪が降り始める頃。
冬とは言えまだ雪はさほど多くはありませんが、冬将軍が到来する時期。
北の地方ではコタツを押し入れから出す家が増え、本格的な冬支度が始まります。
二十四節気とは太陽の日長変化、地球に届く太陽の光量に関わる暦です。
1年の太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められています。春夏秋冬を6つに分けることで、1年を二十四に等分し、それぞれの季節に相応しい名がつけられています。
季節の訪れを一歩先んじて察知することができ、農耕作業をすすめるためには今も欠かすことのできない暦となっています。
いい夫婦の日
11・22で「いい夫婦」。
1985年に政府が「ゆとりの創造月間」を11月に制定しました。
1988年には、財団法人余暇開発センターが夫婦で余暇を楽しむライフスタイルを提唱しました。
それをきっかけに新しく制定されたのが「いい夫婦の日」です。
その後、日本中の夫婦によりいっそう素敵な関係を築いてもらいたいとの想いから「いい夫婦の日」をすすめる会が設立され、さまざまな活動を展開しています。
ゆくゆくは、翌日の「勤労感謝の日」とともに連休にしようとの動きもあります。
大人の日
ケチャップ、デミグラスソースなど、洋食分野の世界的ブランドとして知られるハインツ。 その日本における企業、ハインツ日本株式会社が制定。
自社商品の「大人むけパスタ」「大人むけスープ」などをPRし、「大人な時間・気分」の演出を食卓から応援していくことが目的。
日付は、4月22日が「よい夫婦の日」、11月22日が「いい夫婦の日」として知られている「大人の日」であることから。
旧暦:10月22日
六曜:先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)
急ぐことは吉。
先勝には「先んずれば必ず勝つ」という意味があり、「万事において急ぐと良いことがある」とされる日。勝負事にも良く、先手必勝とも言われますが、時間帯によって吉凶が変わり、午前(14時)までが吉、午後からは凶となります。
葬儀などの弔事を行っても問題はないとされていますが、お通夜に限っては夕方から始まり夜通し続くこと、加えて翌日は友を引き連れる「友引」の日になってしまうため、営むことを避けるべきと考えられています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚寅(かのえとら/こういん)
十二支の一つである寅(とら)に当たる日で、12日ごとに巡ってくる吉日。
この日は特に金運に縁があるとされ、「金運招来日」と呼ばれています。
古来から、虎は金色の縞模様が金運の象徴とされ、邪気を追い払う神聖な動物と考えられていました。そのため、寅の日には財布の購入や宝くじの購入など、お金に関することをするのに良い日とされています。
また、毘沙門天は財福の神様として信仰されており、寅の日は毘沙門天の縁日でもあります。
毘沙門天を祀る神社や寺院にお参りすることで、金運や開運、商売繁盛などのご利益を得られるとされています。 特に、寅の年の寅の月、寅の日にお参りすることで、最も大きな力をいただけると言われています。
寅の日には、以下のようなことをすると良いとされています。
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- 財布の購入や使い始め
- 宝くじの購入
- 開業・開設
- 旅行や引越し
- 車や家具などの納入
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ただし、結婚や葬式を行うのは避けるべきとされています。これは、「千里を行って千里を帰る」という虎の特性から、元の状態に戻ることを意味するため、婚礼では離婚につながる、葬儀では亡くなった方が戻ってきてしまうというイメージがあるからです。
2024年の残りの寅の日は、以下のとおり。
11月22日 12月 4日、16日、28日
寅の日に関連する行動を計画する際は、これらの日付を参考にすると良いでしょう。 金運アップや願い事が叶いやすいとされる寅の日に、良いことが起こるよう願っています。
日家九星:七赤金星(しちせききんせい)
二十八宿:牛宿(ぎゅうしゅく)
移転、旅行、金談など、全てにおいて吉。
十二直:平(たいら)
物事が平らかになる日。
旅行、婚礼、道路修理などは吉。
穴掘り、種蒔きは凶。
七十二候:虹蔵不見(にじかくれてみえず)
第五十八候。「小雪」の初候。
虹を見ることが少なくなる頃。
虹は空気中の水滴に太陽の光があたって反射してできます。 昼が短くなり、日差しも弱く、空気が乾燥するこの時季は、虹が現われる条件が少なくなります。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
地火日(ぢかにち)
地火日とは、五行説における三つある天火・地火・人火の火気の一つで、その中でも大地の火気が激しく荒ぶっている日となっています。
地面に関連する、動土、定礎、柱建て、井戸掘り、種蒔き、築墓、葬儀などが凶となっております。
大禍日(たいかにち)
三箇の悪日の一つであり、三箇の悪日で最も悪い日。
この日に物事を始めると、後に禍の種となると言われている日。 特に建築、船旅、葬儀、仏事を忌むべき日と言われています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間いいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。 結婚、相談事に凶とされる。