令和6年11月12日(火)は?
留学の日
留学に関わるさまざまな事業を行う一般社団法人海外留学協議会が制定。
留学経験を通じてグローバルに活躍し、日本に貢献する人材を多く輩出することが目的。
留学業界の健全なる成長をめざし、記念日をきっかけに留学の啓蒙をしていく。
日付は、1871年(明治4年)11月12日(旧暦)に山川捨松、津田梅子など、日本初の女性国費留学生5人が、岩倉使節団とともに留学先のアメリカへ出発したことから。
男性だけでなく女性にも機会が与えられたことから、留学が本格的に日本人に開放された象徴的な日としている。
いいにらの日
高知県農業協同組合が制定。
高知県ではハウスと露地栽培によって周年で「にら」を出荷しており、生産量は日本一。
エコシステム栽培に生産者とともに取り組み、化学合成農薬にできるだけ頼らない環境に優しい栽培を行っている。
「にら」に対する消費者の理解・関心を高めて販売促進につなげることが目的。
日付は、高知県で出荷量が増える11月と、12日を「いい(1)に(2)ら」と読む語呂合わせから。
皮膚の日
皮膚科を専門とする臨床医の集まりである日本臨床皮膚科医会が制定。
皮膚の健康と皮膚疾患についての正しい知識の普及と、皮膚科の専門医療に対する理解を深めるが目的。
日付は11と12で、「いい(11)皮膚(12)」と読む語呂合わせから。
旧暦:10月12日
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚辰(かのえたつ/こうしん)
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:翼宿(よくしゅく)
耕作始め、植え替え、種蒔きに吉。
高所作業、結婚に凶。
十二直:執(とる)
執り行う日。
祭祀、祝い事、造作、井戸掘り、種蒔きに吉。
金銭の出入りは、凶。
七十二候:地始凍 (ちはじめてこおる)
第五十六候。「立冬」の次候。
寒さで大地が凍り始める頃。
夜は冷え込みが一層厳しくなり、冬の訪れがはっきり肌で感じられる季節。
朝には霜が降り、場所によっては霜柱が見られることも。 霜の降りるような夜、地中の水分が凍ってできる氷の柱が「霜柱」です。
日ごとに寒さが増し、季節は本格的な冬を迎えます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。 天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
不成就日(ふじょうじゅび)
何事も成就しない日。
特に、婚姻事、新規事には向いていない。
小犯土(こづち)
戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。 この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
犯土の間は、土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
これらの内容は土用と共通しています。