令和6年11月9日(土)は?
119番の日
1987年(昭和62年)に当時の自治省消防庁が消防発足40年を記念して設けた日。
一般の人にもっと防火・防災の意識を高めてもらうことが目的。
日付は、消防のダイヤルナンバー119から。
タピオカの日
ヨーグルト・デザート・チルド飲料の製造販売などを行う安曇野食品工房株式会社が制定。
自社のタピオカ入りの商品のPRが目的。
日付は、台湾で人気のあった珍珠奶茶(タピオカミルクティー)を2002年11月に同社が日本で初めてチルドカップ容器で製造販売したことと、当時この商品の別名がQ-PON(キューポン)と呼ばれたことから、そのQ(9)を組み合わせて11月9日とした。
いい靴の日
埼玉県加須市の「Yoga Good Wing」代表の吉羽咲貢好氏が発起人である美と健康をテーマに活動する「いい靴の日プロジェクト」が制定。
痛みのない体を作り、自分の足に合う靴と出会い、正しい歩き方を手に入れることで、いつまでも若々しくキラキラした毎日を過ごそうという思いを全国に広げるのが目的。「足の美と健康を意識する日に」との願いが込められている。
日付は11と9で「いいくつ」と読む語呂合わせから。
旧暦:10月9日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)
凶日。特に祝事は大凶。
六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。 それ以外は凶。
訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁丑(ひのとうし/ていちゅう)
日家九星:二黒土星(じこくどせい)
二十八宿:柳宿(りゅうしゅく)
物事を断るのに吉。
結婚、開店、葬式に凶。
十二直:満(みつ)
全てが満たされる日。
新規事、移転、旅行、婚礼、建築、開店などは吉。
動土(地面を掘り返して土を動かす)、服薬は凶。
七十二候:山茶始開(つばきはじめてひらく)
第五十五候。「立冬」の初候。
他の草花が枯れてしまう中、鮮やかな濃紅な山茶花(さざんか)が咲き始める頃。
この山茶(つばき)とは、「椿 (つばき)」でなく、ツバキ科の「山茶花」のことを指しています。
太陽の気配が弱くなり、木枯らし1号が吹くのもこの頃です。
山茶花という漢字は「山に生え花を咲かせる茶の木」ということで、その昔、葉の部分をお茶として飲んでいたことに由来すると言われています。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
帰忌日(きこにち)
「帰忌」とは天棓星(てんぼうせい)の精が人家の門戸を塞ぎ帰宅を妨害するとされる日。
里帰り、旅行帰り、金品の返却など、帰宅に関することが凶とされる。
凶会日(くえにち)
陰と陽の調和が調和が崩れ、悪事の集まる凶日。
婚礼、旅行など全てにおいて悪日。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
中犯土(なかづち)
大犯土(おおづち)と小犯土(こづち)の間の丁丑(ひのとうし)の日をいいます。
間日(まび)、犯土間日(つちまび)とも呼ばれ、この日は犯土には含まれません。あるいは犯土には含まれても犯土の禁忌は存在しないとされています。
犯土の間は、土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
これらの内容は土用と共通しています。