令和6年10月16日(水)は?
世界食料デー

1945年の10月16日、国連食糧農業機関(FAO)が設立されたことを記念して、1981年に制定された。
世界中の人々が食糧不足で苦しまないためにはどうすればよいかをテーマにシンポジウムなどが開かれます。
国消国産の日

一般社団法人全国農業協同組合中央会(JA全中)が制定。
日本は先進国の中でも食料自給率が低水準であり、農業従事者の高齢化や耕作放棄地の拡大など、農業をとりまくさまざまな問題が浮上している。 JAグループが提唱する「国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産する」という「国消国産」の考え方を広く知ってもらい、国産農産物の消費を通じて日本の農業生産基盤を維持していくのが目的。
日付は10月16日が国連食糧農業機関(FAO)が制定した「世界食料デー」であり、世界各国で食糧問題を考える日であることから。多くの人に日本農業に関する課題を知ってもらい、食料を生み出す農業を応援してくれる人を増やしたいとの願いが込められている。
亀屋清永の日

400年以上の歴史をもつ京菓子の老舗、株式会社亀屋清永(京都市東山区祇園町)が制定。
同店は京菓子のルーツともいわれる「清浄歓喜団」(せいじょうかんきだん)をはじめとして、数々の伝統的な和菓子を取り揃えている。 店名である亀屋清永(かめやきよなが)を知ってもらい、和菓子の魅力をより多くの人に伝えていくのが目的。
日付は同社が株式会社となった1990年10月1日から10月。創業が1617年(元和3年)であり、歴史の深さを大切にとの思いから西暦の最初の二桁の16を用いて16日としたもの。
旧暦:9月14日
六曜:仏滅(ぶつめつ)
万事凶。葬式や法事は構わない。
「仏滅」は、「仏も滅するような大凶日」として、六曜の中で最も凶の日とされています。 具体的には、一日中が凶であり、特に「慶事には凶」と考えられ、結婚式や入籍の日柄としては避けられることが多いです。
ただし、一部の解釈では「仏滅」=「物滅」として、「それまでの物事が滅び、新しく始まる」という意味もあるため、大安よりも結婚や引っ越しには最適の日とする説もあります。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:癸丑(みずのとうし/きちゅう)
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:軫宿(しんしゅく)
地鎮祭、落成式、祭祀、祝い事に吉。
衣類仕立てに凶。
十二直:平(たいら)
物事が平らかになる日。
旅行、婚礼、道路修理などは吉。
穴掘り、種蒔きは凶。
七十二候:菊花開(きくのはなひらく)

第五十候。「寒露」の次侯。
重陽の節句の象徴である菊の花が咲き始める頃。
菊は5、6世紀頃に中国で交配によって誕生した植物で、日本には奈良時代末か平安時代初めに入ってきたとされています。
鎌倉時代に後鳥羽上皇が身の回りのものに菊花の意匠を好んで使うようになり、現在でも皇室の紋章として使われています。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

暦注下段:
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
十死日(じっしび)
受死日の次に凶日とされ、万事において凶とされる日です。
受死日と違い葬式も例外ではありません。
「十死一生日」「天殺日」などとも呼ばれ、十割命を落とす日といわれています。
地火日(ぢかにち)
地火日とは、五行説における三つある天火・地火・人火の火気の一つで、その中でも大地の火気が激しく荒ぶっている日となっています。 地面に関連する、動土、定礎、柱建て、井戸掘り、種蒔き、築墓、葬儀などが凶となっております。
滅門日(めつもんにち)
三箇の悪日といい、凶日。
陰陽道で、百事に凶であるという日。滅日。
この日に事をなすと、その家門は滅亡するといわれる。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。

選日:八専(はっせん)の間日(まび)
八専の期間のうち、八専の影響を受けない日。
八専とは、陰暦の壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)までの十二日間のうち、丑・辰・午・戌の四日を除く八日間。
一年に六回あり、この期間は雨が多いとされます。
また、嫁取り、造作、売買、仏事などを避けるべきとされています。
本日は「丑」の日の間日。