令和6年9月22日(日)は?
秋分の日
国民の祝日の一つ。
「秋分の日」と前後三日間は秋の彼岸で、墓参りをする人が多い。
秋分とは、二十四節気の一つで昼と夜の長さがほぼ同じになる日。春分と同じく太陽が真東から出て真西に沈む。
お墓参りの日
全国の石材店・石材関連業者で組織される一般社団法人日本石材産業協会が制定。
お盆や春と秋の彼岸などにお墓参りをすることで、ご先祖様に手を合わせる日本らしい文化を未来へとつなげていきたいとの思いが込められている。
日付は「祖先をうやまい、なくなった人々を偲ぶ」ことが趣旨とされ、国民の祝日に定められている「秋分の日」とした。
B.LEAGUEの日
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグが制定。
男子プロバスケットボールのトップリーグである「B.LEAGUE(Bリーグ)」の発展が目的。
日付はリーグ初年度のシーズンの開幕が2026年9月22日であったことから。
禁煙の日
一般社団法人禁煙推進学術ネットワークが制定。
タバコの害や禁煙の重要性に関する知識の普及をはかり、禁煙を促して受動喫煙の防止を含む社会的な禁煙の推進を図ることが目的。
日付は数字の2を白鳥(スワン=吸わん)に見立てて、毎月22日を「スワンスワン=吸わん吸わん」の「禁煙の日」にという語呂合わせから。
旧暦:08/20
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。午前は凶、午後は吉。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:己丑(つちのとうし/きちゅう)
日家九星:五黄土星(ごおうどせい)
二十八宿:房宿(ぼうしゅく)
髪切り、結婚、旅行、移転、開店、祭祀に吉。
十二直:定(さだん)
善悪が定まる日。
家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、吉。
訴訟、樹木の植え替え、旅行は、凶。
二十四節気:秋分(しゅうぶん)
秋の彼岸の中日。
太陽の中心が秋分点を通過、太陽はほぼ真東から出て、ほぼ真西に入り、昼夜の長さがほぼ等しくなります。
二十四節気とは太陽の日長変化、地球に届く太陽の光量に関わる暦です。
1年の太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められています。春夏秋冬を6つに分けることで、1年を二十四に等分し、それぞれの季節に相応しい名がつけられています。
季節の訪れを一歩先んじて察知することができ、農耕作業をすすめるためには今も欠かすことのできない暦となっています。
七十二候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
第四十六候。秋分の初候。
夏の間に鳴り響いた雷が収まる頃。
空にはもこもことした鱗雲があらわれます。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:彼岸(ひがん)
真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、前後3日を合わせた七日間。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」といいます。
仏教では、私たちの住む煩悩の世界を此方(こちら)の岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界を彼方(あちら)の岸、と考えられていて、此方の岸を「此岸(しがん)」、彼方の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。
この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。中日に夕陽を拝むと功徳があるといわれています。
この習慣は仏教にはなく、日本独自のものです。
お寺では、この期間「彼岸会(ひがんえ)」の法要が営まれます。
暦注下段:母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。 「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。 特に婚礼は大吉とされています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間いいます。この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。