令和6年9月21日(土)は?
スケッチブックの日
日本を代表するスケッチブックメーカーのマルマン株式会社が、1920年に前身となる丸万商店が創業してから2020年で100周年となることを記念して制定。
同社の多種多様なスケッチブックをさまざまな用途で使ってもらうことが目的。
日付は創業日の1920年9月21日から。
黄色と深緑色が交差したデザインが印象的な「図案スケッチブック」はスケッチブックの代名詞となっている。
アース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」の日
株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが、2020年の「アース・ウインド&ファイアー」結成50周年を記念し制定。
「セプテンバー」「宇宙のファンタジー」「ブレッツ・グルーヴ」など、数多の名曲を生み出してきたアメリカの世界的ソウル/ファンク・グループである同グループの音楽的魅力と後世の音楽シーンに与えた影響をさらに多くの人に感じてもらうのが目的。
日付は、彼らの代表的なヒット曲「セプテンバー」冒頭の有名な一節、
”Do You Remember, the 21st night of September?
Love was changing the minds of pretenders While chasing the clouds away”
“9月21日の夜のことを覚えてるかい?愛が他人行儀な二人の心を変えていったね。モヤった気持ちを晴らしながら”
という歌詞から。
クレイジーソルトの日
アメリカで誕生した「クレイジーソルト」を1980年より日本で発売している日本緑茶センター株式会社が制定。
どんな食材でもひと振りで美味しくなると人気のロングセラー調味料として、幅広い世代に愛され続けている「クレイジーソルト」。これからもさらに多くの人にファンになってもらうのが目的。
日付は長年にわたりアメリカから「クレイジーソルト」を輸入している同社が、在日アメリカ合衆国大使館からその功績を讃えられ表彰された2017年9月21日にちなんで。
旧暦:08/19
六曜:友引(ともびき・ゆういん)
友を引く。
祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:戊子(つちのえね/ぼし)
日家九星:六白金星(ろっぱくきんせい)
二十八宿:氐宿(ていしゅく)
結婚、結納、開店、酒造に吉。
着始めに凶。
十二直:平(たいら)
物事が平らかになる日。
旅行、婚礼、道路修理などは吉。
穴掘り、種蒔きは凶。
七十二候:玄鳥去 (つばめさる)
第四十五候。白露の末候。
春先にやってきたツバメが子育てを終え、季節の移り変わりとともに暖かい南の地域へと旅立っていきます。
春は一羽ずつ海面すれすれを飛んでくるツバメたちですが、帰りは数千から数万の大集団で帰っていきます。
ツバメは気温に関係なく、日照時間の長さを感知して渡りを開始するため、年によるずれが少なく、春の「玄鳥至」と秋の「玄鳥去」は、対になって七十二候にとり入れられています。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:
彼岸(ひがん)
真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、前後3日を合わせた七日間。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」といいます。
仏教では、私たちの住む煩悩の世界を此方(こちら)の岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界を彼方(あちら)の岸、と考えられていて、此方の岸を「此岸(しがん)」、彼方の岸を「彼岸(ひがん)」といいます。
この極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。
中日に夕陽を拝むと功徳があるといわれています。
この習慣は仏教にはなく、日本独自のものです。
お寺では、この期間「彼岸会(ひがんえ)」の法要が営われます。
社日(しゃにち)
春分・秋分に一番近い戊(つちのえ)の日。
春の社日を「春社」と言って種撒きをし、秋の社日を「秋社」と言って穀物を刈り取り、産土神を祀る。
「社」とは土地の守護神、土の神を意味する。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
地火日(ぢかにち)
地火日とは、五行説における三つある天火・地火・人火の火気の一つで、その中でも大地の火気が激しく荒ぶっている日となっています。
地面に関連する、動土、定礎、柱建て、井戸掘り、種蒔き、築墓、葬儀などが凶となります。
大禍日(たいかにち)
三箇の悪日の一つであり、三箇の悪日で最も悪い日。
この日に物事を始めると、後に禍の種となると言われている日。
特に建築、船旅、葬儀、仏事を忌むべき日と言われています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:十方暮(じっぽうぐれ)
六十干支で甲申の日から癸巳の日までの10日間いいます。
この間は天地陰陽の五行が相剋の関係になり、十方の気が塞がる凶日と言われています。
結婚、相談事に凶とされる。