本日、令和6年9月10日(火)は?
下水道の日
1961年(昭和36年)に建設省(現在の国土交通省)が「下水道の整備を促進するために、広く人々の理解と協力を呼びかける」目的で制定しました。
2001年(平成13年)が21世紀のスタートの年にあたること、さらには近年の下水道に対する認識の高まりもあり、より親しみのある名称として「全国下水道促進デー」から、「下水道の日」に変更されました。
日付は下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンである二百二十日(立春を起算日とする)が適当であるとされました。
給湯の日
関西電力株式会社(本社:大阪市)が制定。
お風呂などのお湯を沸かす「給湯」は家庭で最もエネルギーを使います。この「給湯」を見直して、省エネ電気給湯機の「エコキュート」を多くの人に知ってもらうのが目的。
日付は9と10で「キュウ(9)トウ(10)」と読む語呂合わせから。
糖化の日
老化の原因物質である「AGE( Advanced Glycation End Products:終末糖化産物)」。 その数値を知ることで病気の予防に役立ててもらおうと、医師やエイジングケアに関連する取組を展開している各種企業・団体で構成された「AGE測定推進協会」が制定。
AGEはタンパク質と余分な糖が加熱され「糖化」してできる物質で、年齢とともに体内に蓄積され、皮膚の老化や認知症、血管障害などを引き起こすと言われている。
日付は糖化(とうか)の語呂合わせから毎月10日に設定されています。
旧暦:08/08
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。午前は凶、午後は吉。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁丑(ひのとうし/ていちゅう)
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:觜宿(ししゅく)
稽古始め、運搬初めに吉。
造作、衣類着始めに凶。
十二直:定(さだん)
善悪が定まる日。
家造り、婚礼、縁談、動土、祈祷、種撒き、売買契約、祝い事、開店、開業、移転、規則を制定するは、吉。
訴訟、樹木の植え替え、旅行は、凶。
七十二候:草露白 (くさのつゆしろし)
第四十三候。白露の初候。
朝の草花に露が宿り、白く輝くように見える頃。
「露」は、夏から秋への季節の変わり目など、朝晩の気温が下がる日によく見られ、秋の季語にもなっています。
露は空気中の水蒸気が冷やされてできます。晴れた夜に地上の熱が上空に逃げる「放射冷却」という現象によって発生します。
「朝露が降りると晴れ」という天気のことわざがあるように、夜の間、雲一つない空は高気圧に覆われ、安定した気圧配置になっていることが多いので、昼になってもその天気は変わらず晴れのままとなります。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:二百二十日
雑節の一つ。
立春を起算日として二百二十日目となる日。
二百十日と同様にこの時期は農業や漁業に大きな影響を与える台風に見舞われることが多く、注意を喚起する意味で伝えられてきたもの。
八朔(旧暦8月1日)、二百二十日と共に農家の三大厄日とされています。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。
「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。
特に婚礼は大吉とされています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:中犯土(なかづち)
大犯土(おおづち)と小犯土(こづち)の間の丁丑(ひのとうし)の日をいいます。
間日(まび)、犯土間日(つちまび)とも呼ばれ、この日は犯土には含まれません。
あるいは犯土(つち)には含まれても犯土(つち)の禁忌は存在しないとされています。